ほかの人を使って自分の難局に立ち向かわせる。
命令する人物も、なんとか
難局を乗り切ろうとしています。
ただ、
誰かに命令する以上、その人もまた、
命令した責任を引き受けなければならなくなります。
夢で命令する人物は、
自分の限界をあなたに分かってもらおうとしているのかもしれません。
或いは、
思いきった決断を下さなくてはならない、
という自身のマインドが、
自分自身に命令したり、何かを課したりすることがあります。
現実のあなたが人に命令する時には、自分を労わるように
相手がうまくその仕事がこなせるよう、自信をあたえてあげましょう。
力を手に入れても、
それを強化し、或いは建設的な方向に動かすためには、
知恵や経験が必要です。
理想と知恵で働きかけることができたなら、
私たちは心から満足できるものを手に入れ、他者を充足させることもできるでしょう。
現実に
命令を下す立場にあるなら、
他の人々を敬い、彼らの欠点を大目に見ることも学ばなくてはなりません。
あなたの声が聞き入れられ、敬意を払われるためには、
彼/彼女達のニーズも無視してはなりません。
命令を下す前に相手の感情を観察し、
今の状況で手一杯ではないか、それ以上指示を与えると感情が爆発してしまわないか、
考える必要があります。
・指示を出す前に、相手の状況・様子を見て、
・相手の感情的な弱さを認識しておく
ことが大切です。
時間をかけ、あらかじめ確かな信頼関係を築いておけば、
相手は命じられたことも快く引き受けてくれ、楽しく遂行できるでしょう。
あなたにとってはわけもなくできることであっても、相手にとっては大変な困難を要するかもしれない、
と考えたとき、
相手を気遣うことは、仕事が確実に完了することを更に確実にすることになります。
相手が気乗りしない場合に備えてほしいのは、
「私達が目指しているのはここ。あなたならどうする?違う考えがあったら聞かせてね」という
態度や気持ちを示してあげることです。
結局その姿勢が自分を救うことになるからです。
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