神話と現実とが重なる/制御できない力・知恵による統御・土地・不動産・価値の象徴
ヤマタノオロチが夢に現れると、
それは
「制御できない感情」や
「危険な衝動」を示しているのではないか、と思うかもしれませんが、
むしろこの夢は、
自分の人生に、あまりにも大きなテーマが浮上している状態を
神話的な象徴で知らせている可能性があります。
神話の中の
ヤマタノオロチは、退治される存在として描かれます。
しかし重要なのは、
倒されたことよりも、
その尾の中から「宝」が現れたことです。
ヤマタノオロチは、
ただの災厄ではなく、
人々が長く恐れてきた存在の奥に、
価値と転機が隠されていることを示す象徴でもあります。
「日本昔ばなし」に出てくるような、ヤマタノオロチに追いかけられる夢をみました。
その大きさが、まるでゴジラのように大きく、何本もの蛇の頭が
逃げまどう私を追いかけてきます。怖くて怖くて、ただひたすら走って逃げるという夢でした。それも、5、6回連続して見たため、とても怖い思いをしました。
ヤマタノオロチに追いかけられる夢は、
「自分では手に負えないほど大きい」と感じる現実、
あるいは
向き合えば人生が変わってしまう選択肢が
目前にあることを表します。
それは感情の暴走というより、
価値の大きさゆえの恐れであったでしょう。
夢の中で倒していないのは、
まだ結論が出ていないからであり、
心が準備の途中にあることを示しています。
この夢を見た方は、
その頃、現実では、
マイホームの購入という
人生を左右する大きな決断を前にしていました。
夢の中では恐怖として現れたものが、
数か月後、
現実の中で「宝」として回収されていきます。
理想の土地。
思いがけない好条件。
そして、時間とともに高まる価値。
ヤマタノオロチは、
じっとしているように見えて、
常に動く可能性を秘めた存在です。
それは、
不動産の価値が固定されていないように、
人生の大きなテーマもまた、
慎重さと決断の両方を要求することを示していたのでしょう。
抑え込むのではなく、
見極めること。
逃げ続けるのではなく、
向き合う時期を待つこと。
ヤマタノオロチの夢は、
「危険だから排除すべきもの」ではなく、
恐れていたものの正体が、
実は人生を動かす入口だった
ということを、
神話の言葉で教えてくれる夢なのかもしれません。



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