荒ぶる状況
不満や怒りが爆発したり、
突発的な口論や喧嘩など、
気持ちを動揺させるような出来事が起きています。
「嵐の前の静けさ」「拍手の嵐」などの言葉が示すように、
これでもか、といわんばかりの
「激しい感情」や「勢い」があります。
逃げるのは、「自分だけ災害に気づく」参照。
「認識の違い」が原因であることも多く、
無自覚にある認識の差は、
注意していないと、エスカレートするおそれがあります。
事態の渦中にいるのだとしたら、
方向を見失い、誰にもとめられないような状況に陥っている
可能性があります。
嵐は、強い風を伴います。
突発的で大きな変化。
その風が、
既にある形やバランスを、後先考えず引っかき回してぶち壊します。
知らずエキサイトしていくことになるかもしれません。
興奮状態の渦中にいる人は、
自分が興奮しているということを自覚できず、
自分の行動が招きうる結果を考えることもできません。
あとになってみて「あの時はカッとしてしまった」、
「なんであんなに熱く反応してしまったのだろう」などと気づくことができるだけなのです。
リアルタイムで自分がどのように興奮しているか、
そのことに少し意識を向けるだけでも、後悔するような過剰反応を避けられるかもしれません。
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