中止するか、スピードを抑えるか、あるいは正さなければならないことがある

ブレーキの夢は、あなたの中にある
理性・調整力・歯止めをかける力を象徴しています。
前に進もうとする意欲が強いのは、悪いはずはありません。
でも、ブレーキが効かない、止まれない、思うように制御できない夢だとしたら、
それは今のあなたが、気持ちや行動の勢いに対して
うまく調整をかけられていない状態を映しているのかもしれません。
この夢は、
進み方や方針を見直せば、もっと無理なく前へ進めることを伝えている場合があります。
夢の中でブレーキが効かないとき、
今着手していることに歯止めが利かなくなっている
可能性があります。
あなたは何かを実現しよう、なんとかしようと頑張っているのでしょう。
けれど、
その思いが強すぎるあまり、
気持ちばかりが先走り、かえって失敗しやすい流れに入っている
可能性があります。
この夢は、負のスパイラルに巻き込まれたまま、
混乱が大きくなっていくことを無意識が心配している状態ともいえます。
腹立たしいことがあったのかもしれない、
悔しい思いをしたのかもしれません。
あるいは、
うまくいきそうだという高揚感の中で、知らず知らずのうちに冷静さを失っていた可能性もあります。
夢は、あなたに「間違っている」と責めているのではありません。
ただ、今のやり方のままでは、本当の問題解決に結びつかないことを伝えているのです。
止まれない夢が伝えていること
ブレーキが利かないと思ったとき、私たちはどうするでしょうか。
とにかく全力でブレーキを踏み、事故を回避しようとします。
夢が伝えているのも、それに近いことで、
今の状況を好転させるには、
はっきりと意思をもって立て直すことが必要なのでしょう。
ただ、それは力任せに頑張ることではなく、
勢いに飲まれず、冷静に現実を見直すことです。
いったん止まる。
手順を考える。
どこで無理が生じているのかを見つける。
そのような落ち着いた見直しが、夢のメッセージに沿った行動といえます。
頑張りすぎているときに見やすい夢
実例として、
ある女性は子どもの担任教師に大切なことを伝えようとして、
便せんに自分の事情や思いを書いていました。
けれど、どうしてもうまくいきません。
少し進んだかと思うと字の汚さが気になり、
少しよくなったと思うと別の修正箇所が見つかり、
書き終えたあとも、翌日読み返すと気持ちが伝わっていないように思えてしまう。
そうして結局、100枚の紙を使ってもなお、書き上げることができなかったのです。
「ペダルは踏んでいるのにブレーキが効かない」夢を見たのは、その夜のことでした。
このように、ブレーキの夢は
普段の自分の許容量を超えて何かに取り組んでいるときや、
頭が混乱したまま物事を進めているときに現れることがあります。
真面目な人ほど、丁寧にやろうとして深みにはまりやすいものです。
この夢を見たときは「もっと頑張らなければ」と思うより、
やり方を変える必要があるのではないかと考えてみたほうがよいでしょう。
ブレーキの夢を見たときに見直したいこと
誰でも、最高のものをつくろうとして意欲的に行動します。
それ自体は自然なことです。
ただ、そこに
相手を負かしたい、
見返したい、
失敗したくない、
完璧でありたい、
という思いが強く混ざると、物事は次第に苦しくなっていきます。
自分では合理的に動いているつもりでも、実はその場の空気に流されていたり、
感情に押されて判断していることもあります。
夢は、そうした状態に対して、
全体の設計図を描いてから動くことの大切さを伝えているのでしょう。
何かに取りかかる前に、
- 手順はどうなっているか
- 今のやり方で最後まで進められるか
- 本当に解決したい問題は何か
- どこで立ち止まって修正するべきか
を考えてみることです。
目標に到達するには、勢いだけでは足りません。
ブレーキの夢を見たときは、流されやすい場面でも冷静さを失わず、
現実的な判断を下すことが大切であるといえるでしょう。



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