独立した個々
あなたの心の置き所。
夢の家には、
あなたが日常を過ごしている心の風景が描かれています。
あなたの精神が宿っている、意識している場所。
ここが今のあなたの住まい、取り巻く環境だよ、
と知らせています。そして、
目標や不安に向き合う姿勢について、
手がかりを提供してくれることがあります。
夢の家に
感性的な満足が得られているかどうかが、解釈のポイントです。
日本人は
自然と繋がれるような家に癒され、落ち着きを感じることが多いです。
でも、自然は試練だと考え、
「自然と対抗する」ような、
頑丈な家を求める人もいます。
夢に見て家に落ち着きを感じられたら、
外からの緊張を解き、本来のあなたと
繋がれる場所がある
ということでしょう。
現実の家とどこが違っているかがわかれば、
その象徴が暗示する資質について、欠如部分を
明らかにしたり、開発の必要を知ることができます。
美しい部屋は、
あなたの美しい性質を示しています。
あなたの意識が成長しつつあるとき、家の中に、綺麗な部屋がいくつもある夢を見るでしょう。
反対に、家の中が暗くて雑然としているなら、
自分の中の皮肉さとか不親切さ、厭世観(えんせいかん)などの
否定的な側面を指摘しています。
家は、私達の身を護る場所でもあります。
ぼろぼろの家が、すさんだ心を表すこともあれば、
自分を守り育む環境にいない
ことを告げている可能性もあるでしょう。
不自然な空間は、日常の奥に潜む謎や神秘について表しているでしょう。
家の欠陥が「家の崩壊」を警告していることもあります。
ー例えば台所がない家だとしたら、
家庭を家庭らしくする秩序に欠けている、ということです。
自宅の夢を見るのは、たいてい
自分のテリトリーで何かが起きている
事を知らせています。
現実世界と、あなたの精神との折り合いがついているかどうかを知らせています。
日常的に見慣れた人物が登場したら、あなたはその人と
特定の関係を作ろう、正当な態度を示そう、調和を計ろうと努めている
のでしょう。
部屋に入ろうとして、制される夢は、
その領域に入っていけない
という抵抗があるからでしょう。
「敷居」を超えることができない
のです。
自宅に訪ねてくる人物は、
あなたのテリトリー内にいる
ということ。
その人物に対して、あなたは大きな影響力をもっている
のでしょう。
現実に目障りだと感じているものが、夢の中で苦手な「虫」になって現れることもあります。
夢から覚めてこの関係を振り返る機会があるなら、
自身の抱いている感情に目を向け、それについて理解しよう、
その結びつきを明らかにしようと努め、何らかの関係を作る、若しくは作らないと決めることが大切です。
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