本当に良かった/大きな進展が見込める

いったんは終わったものが、もう一度立ち上がること。
絶望や無力感をくぐり抜けたあとに、再び生を取り戻すこと
を表しています。
この夢は、
回復というより、再生に近い夢なのです。
もうダメだと思っていたことに、
もう一度、希望の火が灯されたこと。
あなたはこれまで、
最悪の事態に見舞われたり、
一度は無力感に沈んでいたかもしれません。
けれどその中で、
「もう一度生きよう」
「もう一度やってみよう」
という気持ちが、心の奥で動き始めているのでしょう。
生き返る夢は、
ただ待っていればよいことが起きる、という夢ではないのです。
たしかに、悪く思えた状況が、
後から見ればよい変化の前触れだった、ということはあります。
けれど、その兆しを本当に意味のあるものにできるかどうかは、
あなた自身の生きる力や行動にもかかっています。
夢は、
あなたが生命の奥底から力をくみ上げ、
新しいやり方を生み出そうとしていることを告げているのかもしれません。
それは、これまでの自分を少しずつ作り替え、
よりよい形へ進化していく流れでもあります。
一度そのスイッチが入れば、
もう以前のようには戻らないでしょう。
あなたはこれから、
「生」をより活気あるものに、
より充実したものに変えていく可能性があります。
落胆や感傷に流されすぎず、
本当に大切だと思うものに力を注いでいけば、
新しい方策を見つけることができるはずです。
そして時には、
不可能に思えたことさえ動かしていくような力を発揮することもあるでしょう。
私は夢の中でいったん死に、
天国のような場所へ行きました。そこでは、「財」があれば
自分の生まれる先や条件を選べるようでしたが、
私にはその財がありませんでした。すると神のような存在から、
「もう一度戻るか」と問われ、
その人は「はい、戻してください」と答えました。目が覚めたとき、私は、
一度死んで上からすべてを見ていたような感覚から、「もう怖いものはない。好きなことは何でもできる」
と思えました。
この夢は、ただ死を恐れる心を表しているというより、
いったん限界や無力感のようなものをくぐり抜けたあとで、
もう一度この世界を生き直そうとする心を映しているように見えます。
ここでいう「財」は、単なるお金ではなく、
人生の蓄積
徳
実力
選択肢を持てるだけの内的資源
のようなものだったのでしょう。
つまりこの夢は、
人生を一段高い視点から見直す夢でもあります。
まだ終わりではないこと。
今の人生の中で、財をつくっていけばよいこと。
外から与えられるのを待つのではなく、
自分で積み上げていけること。
そのような再出発の感覚が、この夢には表れているように思います。
そして、一度死んだ視点を持って戻ったことで、
「もう怖いことなど何もない」と感じる。
それは、
死ぬほどのことではない
失っても終わりではない
案外、人は何度でもやり直せる
という、強い解放感を表しているのでしょう。
生き返る夢は、
失われた時間がそのまま戻ることを意味するのではありません。
一度終わったように感じられたあとだからこそ、
以前よりも大きな視野で物事を見られるようになり、
「もう一度やってみよう」という再出発の力が生まれてくることがあります。
生き返る夢は、
失われたものが戻るというより、
以前とは違うかたちで、もう一度生き始めることを伝えている夢なのです。



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