何を頼りに生きる?

あなたが
大きな喪失感に見舞われていること。
男性なら身分証明書を、女性なら財布を失くす夢を見ることが多く、
それらは、あなたのアイデンティティに関わるものです。
つまり、
「自分はこういう人間だ」と信じてきた社会的人格を揺るがすような変化
に直面していることを示しているのです。
この夢は、短期集中型で現れることがあります。
まるで心が抗議しているかのように、同じ週に何度も、毎日のように見る人もいます。
それというのも、財布や身分証明書を失くすというのは、
私たちにとって
命綱を失う
ようなものだからです。
取り戻せる確率は限りなくゼロに近い。
だから夢は、
できるだけ早い段階で――あなたの気力や体力があるうちに、
あなたをあなたたらしめるものを見つけ出す必要がある
と告げているのです。
誰もが人生の中で一度は、
自分のアイデンティティが揺らぎ、
まるで糸が切れた凧のように、あてもなく漂う感覚を味わうことがあります。
たとえば、
大きなミッションを達成したあと、
子どもが巣立っていったあと、
あるいは、何かに一生懸命取り組み終えたあと。
そうした**「ひと区切り」の後**ほど、
人はこうした状態に陥りやすいものです。
「それを失ってしまったら、自分には何が残るのだろう」
そんな不安が、心の奥に生まれるのです。
長く勤めた会社を定年退職し、
「これからいよいよ第三の人生が始まる」といった
前向きな変化であっても同じです。
心は、そこに生まれたわずかな空白を感じ取ります。
とりわけ変化したばかりの頃は、
未知の要素が大きく立ちはだかるため、
自分の立ち位置が急にわからなくなることもあるでしょう。
夢は、
本当に丸腰になったときの自分を疑似体験させることで、
自分の人生や存在に価値や意味を与えるものは何か、
これから生きていくうえで安心材料となるものは何かを、
しっかり考えるよう促しています。
この夢を見たときは、
自分がどう生きれば幸せでいられるのか
自分のアイデンティティを、何に置くのか
を見つめ直す時です。
どう生きるかの方向や目標を他人に決めさせるのではなく、
自分の中にある答えを探す時に来ているのでしょう。
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