その扉をくぐり抜ければ、問題から遠ざかり、心から行きたいと思う世界に向かっていくことができるけれど・・。
開けてはならない扉であると同時に、
開けられる時を待っている扉
です。
問題は、私達が複雑な事情の中に生きている
ということにあります。
物事をシンプルに考え、
直観的に正しいと感じることだけして生きていく
というわけにはいかないのです。
その扉を開け、
閉じ込めていたものを解放してしまったら、
破滅に繋がる
可能性もあり、
開けないほうがよかった、と後悔するかもしれません。
でも、
これまでとは違う生き方ができるかもしれない、
開けるかどうかは、あなたの判断にゆだねられます。
ある男性の夢の中で、
子供が「この扉を開けてほしい」と叫んでいますが、
「開けてはならない」扉なので、最初は躊躇います。
最終的に男性は扉を開けてしまうのですが、その子は
遊園地に行こうとしきりに誘うので、ついには根負けして
自分では絶対に行かない
遊園地に行って、とても楽しい時間を過ごすのです。
扉から出てきた子供は、おそらく
「無邪気な自分の心」でしょう。
禁断の扉から何かが出てこようとするものは、
今のあなた自分の世界に欠けているもの
を伝えたがっているでしょう。
でも、
もしも扉を開けてしまったら、
それまでの生活をかなぐり捨て、大恋愛をしたり、
転職してしまうかもしれません。
扉でもお話ししたように、
扉は、それ自体に力があるのではなく、自分が
それを受け入れるかどうか
ということにあるので、正解不正解はありません。
禁断の扉を開けるには、それに対応する覚悟が要るであろうし、
禁止令を守って閉めたままにしておけば、後悔するかもしれません。
禁断の扉を夢に見た今、
その帰路の前にたたされているのです。
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