動けない状況にあるけれど、時間が経てば必ず解決に向かう/問題が解決するまでは安心できない
二階に上がり、ふと窓から外を見ると、
水位が窓の下まで迫っていた。
おそらく昨夜の大雨のせいだろう
――そう思って窓を閉めようとしたら、戸が外れて水に流されてしまった。
どうすることもできず戸惑っていると、主人が帰宅。
事情を話すと、少し安心した。
もう一度窓の外を見ると、戸は何かに引っかかっていて、どうにか回収できそうな気がしてきた
他の頁で記述していますが、
雨=行動の妨げ、
洪水=思い通りにならない状況、
川=時間の経過を待たなければならないこと
と考えると、この夢は
身動きの取れない“停滞感”を象徴していた
可能性があります。
夢を見た方は、
この日、夢主はご主人から頼まれていたことがあり、それに応えるため外出できない
状況にありました。
夢に出てきた「戸」には、“チャンス”や“人との接点”を象徴し、
-
戸が外れる=枠からズレる、タイミングが合わない
-
流される=そのチャンスを見送ることになる
つまり、
不注意に家を空けてしまえば、大切な機会を逃すかもしれない、
という無意識の警告だったのかもしれません。
夢の中でご主人に事情を話す場面は、
「それを解決できるのは主人しかいない」と感じていた夢主の心理が表れているのでしょう。
また、戸が何かに引っかかっていたという描写には、
「まだ間に合う」「取り戻せるかもしれない」という希望も感じられます。
「2階」に上がる=高い場所は“理性的な視点”や“精神的な高まり”を表すことがあり、
今の状況を少し俯瞰して見ている
という意味があるかもしれません。
(実際には2階がない家だったという点も、夢ならではの象徴です)
「窓」=夢の中で“意識の向け先”を示します。この夢では、
外の世界=状況の変化を常に気にしている様子が伺えます。




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