貸し借り

夢の意味行為

自分は相手から借りていたものを全部返したのに、相手は貸したものを何ひとつ返してくれなくて、腹を立てていた、

という夢を見ることもあるでしょう。

「貸す」のは、

相手に手を貸すこと。

相手が、あなたの能力を必要としていたのです。

返してくれず、怒っていたのは、

その見返り・相応の報酬が得られなかった

か、

感謝の気持ちを感じることができないでいる、

のです。

「借りる」のは、

自力で願望をかなえるのが難しい状態にある

のでしょう。

借りたものは、

あなたに不足している能力、現時点では手に入らない能力。

いずれ自分のものではなくなるもの。

なので、

例えばレンタルで結婚衣装を借りていた夢であったなら、

その結婚生活は長続きしない、と告げている可能性があります。

 

貸し借りのシーンがネガティブだと、

これは夢なんだ、

とわかっていても、

感情面でしこりが残るかもしれません。

現実の苦しみの、本当の原因を考えてみることが大切です。

貸し借りは相手あってのことであり、一人では成立しませんから、

貸したのに返してもらえない、借りたいのに貸してくれない、というのは、

現実でもその人に対して 何かわだかまりを持っていることに関係している、

自分の中で清算できない感情とか、何か「ほぐれない」ものがあるのかもしれません。

そのせいで

割に合わない思いをしている

こともあるでしょう。

或いは、

何か問題があるたびに人のせいにしたり、相手を責めていないか、

考える必要があるかもしれません。

身近な人達との呼吸の合わなさが、一方的な負担を感じさせている

こともあります。

どのような場合であっても、

すべては自分のこととしてとらえていくとき、

人として大きく成長していくことができます。

そして、

どんなに人に与えても尽きぬものを得られるようになります。

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