運ばれている、という感覚。自分では目的地を決めたり、結果を左右する力はない。
自家用車と違うのは、車体の大きさと
他人に運転を任せるのが普通
であるという点です。
会社やグループなど、
集団の運命を運ぶ乗り物
であり、バスは
電車よりも自由度が高い
移動手段です。
社会に適応しようという気持ちは、まだそれほどないとしても、
運命的な場が移動したり、行動範囲が広がっていくことを示しています。
同じバスに乗車している人ー恋人・家族・友人・職場の同僚、いずれも同じ目的地を目指す運命共同体の仲間です。
鉄道が
広い社会で通用するルール的な物事を示すなら、
バスは、
地域ルート ー自分の日常に即したルールを示します。
電車が大動脈であれば、バスは毛細血管的な役割を果たします。
日常性や常識を、新しい角度から眺めていること。
広い部分では浸透していないけど、
未知へのワクワク感
から、少しずつ自分の世界を広げています。
より洗練されるために、
見ず知らずの人達とも関係を築き、これからいろいろなことを学びとってゆくでしょう。
これから出会う景色の中で、
疑問をもったり、寂しさを感じたり、
競争心や嫉妬心に煽られ刺激しあい、葛藤し、変化してゆきます。
バスで何かの見学ツアーに出かけているなら、
現実では、就職活動をしているのかもしれません。
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