着替える場所を探す

着替える＝“古い役割を脱ぐ”こと／“変化の途中”にいるあなた／変化の途中で訪れる「静かな混乱」

「新しい自分に生まれ変わる準備」を象徴しています。

しかし同時に、

「まだ準備が整っていない」「誰に見せていいのかわからない」という、

変化への不安や葛藤も映し出しています。

私は、水着のような服をもって、どこかで着替えようとしていました。
でも、ふさわしい場所が見つからず、
大学の校内のような広い空間を歩き回っていました。

夢の中の「着替える」行為は、

現実でいえば「立場・考え・生き方を変える」ことに対応します。

服は“社会的な顔”の象徴であり、

あなたがどんな人として見られたいかを表すもの、

着替える

＝その服を脱ぎ、新しい服を選ぶというのは、

古い自分を手放し、次のステージへ進む準備を意味します。

ただし、

「着替える場所を探している」のは、まだ環境が整っていない状態。つまり、

心の中では変わる決意ができていても、

現実ではまだ“安全な場所（理解者や新しい環境）”を探している段階

にいるのです。

また、上記の夢の場合、ステージが大学（成長・学び・自己探求）であることから、

人生を学び直している

⇒新しい価値観や考え方に触れ、

過去の生き方を客観的に見つめるタイミングにある

のかもしれません。

いわば、“卒業と入学のはざま”に立っている状態です。

 

変化の前には、必ず“混乱”があります。

それは、古い自分を脱ぎ捨てるときに感じる「空白」でもある、

もう以前のようには戻れない

でも新しい自分としても、まだ定まっていない、

いまは、そんな宙ぶらりんな感覚なのかもしれません。

 

しかし、それこそが“変化のまんなか”にいる証拠

だともいえます。

夢の中で場所を探すあなたは、

まさに「心の衣替え」の真っ最中、

もう、古い服に戻れません。

 

この夢は、“これまでのあなた”が役割を終え、

“本来のあなた”が表に出ようとしていることを知らせています。

他人の期待を脱ぎ、停滞の鎖を外し、心の奥の影を受け入れた今――

あなたはようやく、自分らしい衣を身につけようとしているのです。

 

試着　着替える　参照