心を映す鏡。すべての絵には物語がある。
夢で見る「絵」は、
自身のライフシール
と言われています。
仏法には、
「心は巧みなる画師の如し」という言葉があります。
心は、名画家のごとく、一切を自在に描き出します。
感情に彩られた幾多の体験。
あなたの心は
実現したいと思う夢を描くかもしれません。
私達の心は自由で、空に浮かぶ城を描くことだってできます。
でも、
心の中にないものを描くことはできません。
夢で見た絵に何故か強く惹かれ、頭から離れられないであれば、
実際にその「絵」を描いて飾ってみることをお勧めします。
見る度に心豊かになるのは勿論、心を込めて描いていくとき、あなたにいろんな気づきをもたらしてくれるでしょう。
夢の絵が印象に残るのは、
それが、あなたの全体性を回復させる力があるから
なのでしょう。
絵には、
言葉にできないような無意識の心理や思い
が、込められていたりするのです。
あなたの、激しく揺れ動く感情や、
抑え切れない欲求の発露
であったりもするでしょう。
現実でも、夢でも、
あなたが描く絵は、内面から創造される世界
です。
自分の中で蓄積されてきた世界
を、どれだけ現実に美しく、或いは理想どおりに表せるだろう、
と、期待が込められているのかもしれません。
現実のなかで
これはエネルギーが流れ込んでくるな、
と思う絵に出会ったら、それをセレクトしましょう。
あなたの、「無意識に潜む嗜好性」が浮き彫りにされることもあるでしょう。
パワフルなその象徴表現に繋がるためにも、
できるだけ直感などの
感覚を大事にしましょう。
頭で理解しようと思わなくてよいのです。
鳥の歌を「理解」しようという人はいないように。
あなたがその絵を「素晴らしい」と感じることが大事なのだから。
また、
そうした芸術を味わう心は、
人とを結びつけ、人間としての共通の基盤を自覚させる普遍性を持ちます。
互いを尊重しあい、分かち合い、学びあう世界を創り出します。
「芸術の夢が示していること」参照
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