公の自分/人前に立つ・評価される・発信する・見られる
テレビー“社会的な舞台、”“多くの人の前に立つ場所”
夢でTVに出演するのは、
目立ちたい、とか「有名になりたい」願望だけではない、
「人にどう見られているか」、「自分をどう表現するか」
というテーマが隠されています。
私達は、TVに出ずとも
仕事、SNS、学校、家庭・・において
どこかで「自分をどう見せるか」を考えているもの、そこには、
“自分を理解してもらいたい”
という健全な欲求があります。
夢の中で楽しそうに出演していたなら、
自己表現がうまくいっているサイン。
緊張していたり、うまく話せない場合は、
「自分らしさをどう出すか」に迷いがあるときです。
私は、いつも見ている朝のニュース番組に出ていました。
レギュラーのコメンテーターたちと待機しているのですが、番組が一向に始まりません。
「いつもは、この時間ですよね?」とコメンテーターのTさんに尋ねると、
「いや、今日は臨時番組で、もう少しあとからだよ」と言われました。
この夢のように、
夢の中で番組がなかなか始まらない、放送が遅れているときは、
現実であなたが「まだ本番を迎える準備段階」にあるからなのかもしれない、
“もう少し力をためてから、表に出よう”
そんな気持ちも働いているのでしょう。焦らず、
自分のタイミングを信じることで、自然と「スタートの合図」がやってきます。
「情報発信者・コメンテーター」でも記述しましたが、
夢に登場する司会者やコメンテーターは、
あなたの中の「考える自分」、「意見を持つ自分」の象徴であり、
それぞれの人が発言するシーンは、自分の心の中で意見が交わされていたということ、
その模様がテレビ番組という形で映し出されていた
のでしょう。
また、それは
「見られる自分」と「見せたい自分」の間で揺れている心の映像
であったともいえます。
自分は、どんな自分を世の中に見せたいのか、
そしてどんな自分を守りたいのか――
その両方を静かに見つめ直している可能性があります。
焦る必要はありません。あなたの番組(=人生の舞台)は、
あなたのペースで始めていいのです。
テレビ 参照
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