目標達成のために、違いを越えて協力しあう
向かい合って、
一緒に生きていかなくてはならない存在。
時々に、攻撃しあったり、協力しあったりして、
自分の人生に参加してくる存在。
複雑で、長く続く相互作用。
あなたの進化(とりわけ協力的な行動)に影響を与える者。
個人差はあれど、伴侶は
情報の共有者
でもあります。
それだけに、意志伝達の自由度は高いのです。
なのに
自分の思い通りにはいかない側面(アニマ・アニムス)。
例えば
男性が、(妻と思える)女性に対し、
つまらない虚勢を張る(つまらないとわかっていながら)、素直になれずにいる
夢を見るのは、
「自分の中の女々しい部分」を認めたくない
からであったり、
自分の攻撃性を低下させることを恐れている
可能性があります。
女性の立場を尊重できない、軽視してしまう =自分の中の女性性の権限を認められない
のかもしれませんが、一方的に男性に非があるとも言い切れず、
現実の進歩のためには、少なからず
男性の攻撃性や気質が必要だった
ということなのでしょう。
お互いを支えたり、引っ張り合ったりすることで、
一人では到底実現できない自己実現をはたしてゆくのです。
女性は、
闘い、取り組み、対決し、和解しよう、結ばれようという、
困難な作業を遂行する夢を見ることが多い
と言われています。
夢の「結婚」は
バランスとまとまりをもたらそうとする行為です。
現実の結婚がそうであるように、
どちらの力も均等であろうと揺らいでいられる
のが理想的で、男性とて、
本当の力を得るためには、女性(アニマ)の合意が必要
です。
いかんせん、実際の結婚も、夢の伴侶との関係も、口でいうほど簡単ではありません。
幾つもの偶然や社会情勢にも左右され、
「知力が足りない」「情けない」と思ったり、嫌な癖を嘆いたりもするでしょう。
それでも、そこに眠る資質に目を向け、根気よく向きあっていく中で、
夢でも現実でも、
ちょっと風変わりな、それでいて
多くの人を魅了する、ただ一つの愛のカタチ=あなた独特の美を築いてゆくことができます。
総じて
夢の伴侶は、あなたの
現実的な利益をもたらすために必要な存在ともいえ、
新たな可能性=しばしば「子供」となって夢に登場します
ーを生み出す推進力
ともいえます。
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