タイプではない人と付き合う

背中合わせに立つ男女が、タイプではない人と付き合う夢の違和感を表している
夢の意味

生活の中に入り込んでくる相手/望まない関係・距離感/苦手な人なのに、関わらずをえない

柱を挟んで背中合わせに立つ男女が、近いのに距離を感じる関係を表している夢の中で、現実なら好きにならないような人と付き合っていることがあります。

特別好みではない。
むしろ少し苦手。
近づきたい相手ではない。

けれど夢の中では、なぜか恋人のような関係になっている。

この夢は、必ずしもその人への恋愛感情を意味するものではないのでしょう。

もとより、夢の中の恋人は、現実の恋愛相手そのものを意味するとは限りません。

自分の生活に近い距離で入り込んできたもの
簡単には切り離せない関係
気を遣わなければならない相手
受け入れがたいけれど、関わらざるを得ない状況

を象徴することがあります。

タイプではない人と付き合う夢は、

本当は望んでいないものと、近い関係になっている

という心の状態を表しているのかもしれません。

たとえば、職場や家庭、友人関係の中で、苦手な相手に気を遣っているとき。
本当は距離を置きたいのに、立場上そうもいかないとき。
相手の機嫌を損ねないように、自分の言葉や態度を調整しているとき。

そうした緊張感が、夢の中では「タイプではない恋人」として現れることがあります。

タイプではない男性と付き合っている夢

私は夢の中で、現実なら全然タイプではない男性と付き合っていました。
その人が帰ることになり、「帰る」と言われたのですが、私は別に会いに行きませんでした。
すると、「どうして会いに来ないんだ」と責められました。
そして、「まあいいさ。電話を盗聴しているのだから」と言われました。
彼は怒らせると怖い人だったので、私は「それじゃ、会いに行くよ」と言って、行くことにしました。
けれど、その男性は車の作業をしていました。
なぜかそこには、11歳の息子と私の父もいました。
私は「まあ、作業しているからいいや」と思い、一人でドライブに出かけました。
帰ると、ご飯が作ってありました。私の分もあるのですが、「取りに来い」と言われ、その人のところまで行かなければなりません。
彼はいかつい人だったので、私は適当に「はい、はい」と返事をして、場を終わらせようとしました。
ところが、横から父が余計なことを言ってくるので、また不穏な空気になりそうになりました。
でも私が必死に、「切れないでよね」という顔をしたら、彼は「大丈夫だよ」と言うように優しくなって、夢は終わりました。

この夢は、夢主の

「新しく始めた職場で、苦手な相手に気を遣っている」という近況に照らし合わせると、

新しい彼氏=新しく始めた職場で、距離を取れない苦手な相手

と読むことができます。

「タイプじゃない」

これは、現実なら好きにならない、関わりたい相手ではない、という感覚です。

「会いに来ないのか」と責められる
これは、避けたいけれど避けられない、関わらざるを得ないという圧を表しているのかもしれません。

「電話を盗聴している」
これは、自分の言動を見張られているような感覚です。
職場で、何を言ったか、どう動いたか、どう思われているかを気にしている状態に近いでしょう。

「怒らせると怖い」
これはまさに、相手の機嫌を損ねないように気を遣っている心理です。

「ご飯を作ってある」
ここがまた複雑です。

その相手は、夢の中で単なる怖い人としてだけ描かれているわけではありません。
ご飯を用意しているということは、どこかで生活に関わってくる存在、あるいは仕事上で何かを教えてくれる存在、現場の流れを握っている存在なのかもしれません。

つまり、怖い。
でも、完全には避けられない。
苦手だけれど、関わらないと物事が進まない。

そんな複雑な関係性が、この夢に表れているのでしょう。

そして、「父が横から余計なことを言って、不穏になりそうになる」場面も象徴的です。

これは現実の父親そのものというより、

自分以外の誰かの一言で、場の空気が悪くなる不安
自分は必死に空気を読んでいるのに、周囲が余計に刺激してしまう怖さ
緊張した人間関係を、なんとか壊さず保とうとする気遣い

として読むことができます。

つまりこの夢は、かなり率直にいうと、

苦手な相手と“付き合わされている”夢

なのだと思います。

恋人として出てきたのは、好きだからではなく、

距離が近すぎる
関係を切れない
相手の機嫌に左右される
本当は自由でいたいのに、相手の存在が生活に入り込んでいる

ということを表していたのかもしれません。

夢主が、相手に合わせつつも、途中で一人でドライブに出ている部分については、

相手に気を遣っているけれど、本当は自分のペースを取り戻したい
相手の圧から少し離れたい
自分の自由な時間・判断・感覚を守りたい

という心の動きが出ています。

夢の中の車やドライブは、自分の意思で進むこと、自分の人生を自分で動かすことを表す場合があります。

相手のところへ行きながらも、夢主は完全に飲み込まれてはいません。
相手が作業をしている間に、「まあいいや」と判断して、一人でドライブに出ています。

ここには、

「私は私で動きたい」
「相手の都合だけに合わせたくない」
「自分の自由を失いたくない」

という気持ちが表れているのでしょう。

でも最後は、夢主が

「切れないでよね」

という顔をすると、男性が優しくなります。

ここは救いがあります。

夢主には、

相手の感情を察知して、場を収める力
危険を回避するための感受性
相手の怒りをなだめる処世術

があることを示しているからです。

ただし、少ししんどい見方をすれば、

相手を怒らせないように、いつも顔色を見ている心の癖

も表れていたのではないでしょうか。

この夢を見たとき、相手が異性だと、

「心の奥底では、その人が好きなのかもしれない」

と考えたくなるかもしれません。

けれど、夢の中の恋人は、必ずしも恋愛感情を表すわけではありません。

むしろ、こうした夢では、

今、自分は何と無理に付き合っているのだろう
誰に気を遣いすぎているのだろう
どんな関係が、自分の生活に入り込みすぎているのだろう

と振り返ってみることが大切です。

タイプではない人と付き合う夢は、
あなたの心が、

望んでいない距離感に気づいてほしい

と知らせている夢なのかもしれません。

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