私達には、独自の美的センスがある
新しい価値観や希望を作る力を求めているとき、
見ることがあります。
あなたが今、
いろんなことを考え、いろんな発想をしていること。
美術品は、
あなたを生かすもの。魂を豊かにするものを、
美術館は
より高き自己を探求する謙虚さと素直さ
を表しているでしょう。
私達は、美術作品を見ながら、
その作品にこめられた物語を味わいます。
同じように、
あなたがいま感じている気持ちは、
いろいろな人生経験に根差している
のでしょう。
「美」術品は、それなくしては生きていけないという類のものではない、
贅沢な活動ですが、私達は
想像力が世の中を変えていくということを、どこかでわかっています。
自分の人生を改善してくれる状況や品物、出来事を夢想していること。
時に悲しみを喜びに変え、あなたの心を満たします。
美術に精通していないとしても、
好きとか嫌いと感じる心はあります。
どうしてそう感じるのだろう、
と何気ない問いかけをして好奇心をもって向き合い、考えたり調べていくうちに、
新たな発見をする
ことがあります。これまで意識してこなかった何かを考えたり、
自分以外の人の人生観を眺め、
自分とは違う世界のことをわかろうとし、
相いれないものの中にも何かを見つけ出そうとすること
が大切かもしれません。
私達人間には、本能として貪欲な
美の探求心
があります。
精神的な抑圧や社会的閉塞状況の中にいるほど、
その息苦しさから解放されようと
美を追求したくなり、
自分と何の関連性もない出来事の中にさえ
ユーモラス、且つシニカルな「問い」を投げかけ
問題意識を呼び覚まし、何かを変えていこうとします。
アーティストたちは、
異なる文化背景の中で、数々の手法を用いて作品を編み出し、
多様な私達が
いかに手をとり、強制し、これからの時代を生き抜くべきか
という、問いへのヒントを投げかけてくれます。
魅入っていた美術品は、
その作品のどこかに、自分への問いかけに応えるヒントがあるのを感じている
のでしょう。
夢の作品との出会いを通して、様々な生き方や価値観に触れ、
今の状況にどう立ち向かうことができるか、考えている
のではないでしょうか。
あなたのものであるなら、
自分の中の何かを変えたり、確立させた逸品。
あなたの自信をデザイン化したもの
といえるでしょう。
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