あまりにさり気なく登場するから、気づかなかったよ。
私の使命は、あなたの次のアクションに繋がる道を提供することだから。
夢の中には、さまざまに姿を変えた「案内人」が登場します。
ガイドに限らず、
ホテルの受付係、駅員さん、船頭さん、道を教えてくれる人、
あるいは動物の姿をした存在など、あなたをどこかへ案内してくれる人は、
新しい生き方や目標を示してくれる存在
を表していることがあります。
それは、現実の誰かをそのまま意味するというより、
あなたの中にある直感や、これから進むべき方向を知らせる心の働きが、
夢の中で「案内する人」として現れているのでしょう。
あなたがこれから進もうとしている物事がうまくいくように、
その人は夢の中で、道順やヒントを示してくれます。
異国のホテルマンだったり、船頭のおじさんだったり、
見知らぬ駅員さんだったり、時には動物の姿をしていることもあるかもしれません。
姿は違っていても、そこに共通しているのは、
あなたを次の場所へ連れていこうとする力
です。
たとえば、あなたが何かを探しているとき。
解決の糸口を見つけたいとき。
自分の成長に自信を持てないとき。
誰かの役に立ちたいと思っているとき。
そうした心のシグナルを受け取って、夢の中に案内人が現れることがあります。
ただし、その人は必ずしも「私はあなたのガイドです」というわかりやすい姿で登場するわけではありません。
案内人だとはわからないくらい、
とてもさりげなく夢の中に現れることもあります。
初対面なのに懐かしい感じがしたり、
なぜか親しみを覚えたり、
夢の中で自然と「この人についていけばいい」と感じたりすることもあるでしょう。
その感覚こそ、夢からの大切なメッセージなのかもしれません。
ただ、そうした案内人が登場していても、
現実のあなたが罪悪感に沈み込んでいたり、
間違った種類の説得に応じていたりすると、
そのメッセージは意識に残りにくくなります。
なぜなら、そのときのあなたは、
導きよりも否定の声に耳を貸しているからです。
「どうせ無理」
「自分にはできない」
「やっぱり間違っていたのかもしれない」
そうした思いに心が支配されていると、
夢の中で差し出された助言や導きにも気づきにくくなります。
そして、そういう時はたいてい、
現実の身近な人の助言も耳に入っていないものです。
導いてほしいという思いがあるときほど、
自分が絶対に正しいと主張しすぎないことも大切です。
心を少しやわらかくしておくことで、
夢の中の案内人が示してくれる方向に気づきやすくなるでしょう。
一方で、ガイドの案内が下手だったり、
頼りなく感じたり、
他のガイドのほうが気になってしまう夢は、
先行きに不安を感じている状態
を表していることがあります。
今のやり方で本当にいいのか。
この人についていって大丈夫なのか。
自分が選んだ道は間違っていないのか。
そんな迷いが、夢の中で「頼りない案内人」として現れているのかもしれません。
また、その夢は、
あなたの目的を果たすために必要なのは、今の道順ではない
と知らせている場合もあります。
案内人が頼りない夢は、
単に「悪い夢」というより、
別の方法を探してみて
という心からのサインともいえるでしょう。
案内人は、あなたに新しいものを紹介する存在でもあります。
それは、今までとは違う考え方かもしれません。
新しい人間関係かもしれません。
まだ知らない場所、学び、仕事、生き方かもしれません。
ただし、あなたがあまりに強い感情に襲われているときは、
そのメッセージが届きにくかったり、
誤解して受け取ってしまうこともあります。
怒り、不安、罪悪感、焦り。
そうした感情が大きすぎると、
夢の中の案内人が本当は何を伝えようとしていたのか、見えにくくなってしまうのです。
だからこそ、ガイドや案内する人の夢を見たときは、
その人が何を言ったかだけでなく、
どこへ連れていこうとしていたのか
自分はその人を信頼できたのか
案内された先で、どんな気持ちになったのか
を思い出してみるとよいでしょう。
ガイドの夢は、
あなたの人生に新しい道筋が開かれようとしているときに見る夢です。
まだはっきりとは見えていなくても、
あなたの心の奥では、すでに次の場所へ向かう準備が始まっているのかもしれません。



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