魚が空中や空にいる

建物の中を泳ぐ魚と、その中を立ちすくむ女性
夢の意味

自由自在に泳ぐ能力を奪われている

生来感情豊かな人が、感情を軽んじる環境に置かれたとき

見ることがあります。

 

「空飛ぶ魚の上にのり」海の中に連れていかれる夢を見る人もいれば、

「学校や職場」で

自分の目の前や人々の間を魚が通り抜けてゆくが

自分も周りの人たちもそれを不思議だと思っておらず、受け入れている」という

夢を見る人もいます。

仕事や人間関係に疲れていたり、体調がすぐれないなど、

ストレスに晒されている時に

に見る、というところで共通する夢です。

受け入れてしまっているけれど、実はおかしな状況にあること、

 

いるべき場所にいないような、納得のいかない感じがある

のではないでしょうか。

 

自分の知識や経験、自我などから来る「意識」の声は、しばしば無意識の声と衝突し、

自分を混乱させます。

魚が空を飛ぶ夢を見るのは、たいてい

自分がどうしたいか、わからない、

頭は興奮しているのに、実際はどうしたらいいかわからない、

現実には足は動かないまま、手だけバタバタさせて、結局何もできない

ような状態の時です。

 

例えば、恋愛や高い報酬を見込める仕事など、

たしかにそれは

一時的な高揚感をもたらしてくれるかもしれない

けれど、それに気を取られ、

振り回されると、直感や魂の声を無視して

自分らしくないところに居続けてしまう、といったことも起こりえます。

 

そうでなくとも、

私達は、いったん走り出すと体が壊れるまで歯止めがきかなくなる

ことがあり、「快楽が伴う」となれば、尚更でしょう。

肉体が悲鳴をあげる頃には、かなり健康を害していたりもするので、

意識でそれをコントロールしてあげなければいけないのです。

夢の魚は、そんなとき

なんとか自分を元の状態に戻そうとする

命綱のような存在であったりもします。

 

本当に窮地においこまれると、水がなくなり、

ゆっくり干上がっていく魚に

一生懸命に水を与え、生き返らせようとする夢を見る

ことがあります。そのような展開があるとしたら、

あなたの本質的な部分が、すでにあえぎ、死にたくないと悶えているのです。

このような夢を見るのは、やはり

生まれつき感情豊かな精神が、感情的な潤いのない暮らしをしている

ときです。

 

例えば、感情が燃え立ち、スリリングに

盛り上がっていく恋愛初期の頃には、お互いの価値観の相違については、気に留めないかもしれません。

繰り返される日々の中で、ゆっくり苦しめられていく

ということがあります。それでも、

その関係に改善すべき点がある、或いは終わらせるという発想には至らず、

相手に合わせようとして、自分だけ苦しみ続けている

ということがあるかもしれません。

 

今の問題が私生活にあるなら、

自分には愛情が不足している、弱っているのだと相手に知らせ、

しっかり改善を図っていくことが大切です。

 

成長する過程では、

時として自分自身が抱いているセルフイメージにはそぐわないことを続けてしまう

こともあります。

どうやってそれを変えていけばいいかが見えてこない、ということもあるでしょう。

もしも、

何の影響力も持っていないところで、自分の力で状況を変えようとしている

のだとしたら、

確かな違いを生みだせるところにそのエネルギーを注ぐようにしましょう。

それがよくわからないとしても、

あなたが「それをすると元気になれる」「エネルギーを感じる」ことが、何かあるはずです。

「リセットできる」ことに目を向けてみてください。

 

いずれも、

起きていることをただ黙って受け入れるのではなく、

自分を生かせるような環境づくりをするよう、

言われています。

ポジティブな波動は、人生を豊かにします。

あなたに情熱を吹き込み、信念を強めていくためにも必要なことです。

 

 参照。

 

 

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