「私は、その人の後ろ姿を
ただ見送ることしかできませんでした」
夢の中で、見送られて去る人物のことを、
あなたはとても大切に思っているのでしょう。
それは、現実でも同じです。
私達は、本当に大事に思っている人ほど、
強く引き止めるのではなく、
相手の背中を尊重するように、静かに見送ります。
ときには、ふと振り返ると、
相手がいつまでも名残惜しそうに
手を振り続けてくれていて、
胸が熱くなることもあります。
それは、
「事情が許せば、もっと一緒にいられるのに」
「本当は、別れたくない」
という、素直な心の表れです。
見送られる人物は、
あなたから大切に思われている存在であり、
同時に、その人もまた、
あなたとの関係を粗末にはしていません。
相手が去っていく夢は、
必ずしも「別れ」や「終わり」を意味するものではありません。
そこから少し距離を取りたい、
今は見守る立場に立ちたい、
そんな一時的な心の位置の変化が、
「見送る」という場面として表れることもあるのです。
見送る夢は、
関係を断つ夢ではなく、
関係のかたちを、静かに変えようとする心の動きなのかもしれません。
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