人と同じ土俵に立ち、順番を待つ姿勢/足踏みしているように思えるけど、少しづつ動いている。

行列に並ぶ夢、順番を待つ夢は、
規定通りの手順を踏みながらも、なかなか自分の番が来ない
すぐには動き出せない
始めたいのに、状況が整わない
そんなもどかしさを表していることがあります。
あなたはきちんとルールを守り、
順序に従って進もうとしているのだけれど、
いかんせん、
物事の進み方そのものが遅い
自分が頑張っても、今は一気には進めない
状況にあるのかもしれません。
ただ、並んでまで待っているということは、
それだけの時間をかけてもいいと思えるほど、
あなたが手に入れたいものに価値があるということでもあります。
それは単なる「欲しいもの」というより、
確かなもの
きちんと手にしたいもの
本当に自分に必要なもの
なのではないでしょうか。
だからこそ、焦って手を伸ばすより、
堅実に順を追って進もうとしているのでしょう。
今は、はやる気持ちを少し抑え、
自然な流れに任せていたほうが、
かえって実現が早まることもあります。
一見地味で、もたついているように見える時期にも、
ちゃんと意味があるのです。
たとえば、早く就職しようとさまざまな場所に働きかけるうちに、
自分の持ち味に気づき、
それを活かす道を探すようになることがあります。
本当に自分に合うもの、
より理想に近いものに出会うためには、
どうしても途中の段階を通る必要があるのでしょう。
夢の中で行列に並ぶとき
夢の中で何かの列に並んでいたなら、
それはあなたが今、
順番を待ちながら機会をうかがっている
自分の番が来るのを信じている
焦りつつも、今は出る幕ではないと感じている
状態を表している可能性があります。
待つことは、受け身に見えるかもしれませんが、
夢の中の「順番待ち」は、
ただ立ち止まっている、と知らせているのではなく、
その流れの中に自分を置いている
然るべき時のために備えている
という意味を持つことも多いのです。
私は、人々がクラッカーやビスケットを買うために列に並んでいるのを見て、自分も並ぼうとします。
ところが、世話係がいないためにお金を持っておらず、自分の財布を取りに戻ることになりました。そうしているうちに列はなくなり、商品も残りわずかになっていました。
それでも、なんとか残っていたものを手に入れることができました。
このような夢であれば、
準備不足を感じていても、最終的に必要なものは得られる
少し遅れても、自分の分はきちんと残されている
というメッセージとして読むことができそうです。
途中で出遅れたり、
「もうだめかもしれない」と思ったとしても、
本当に必要なものは、ちゃんと手元に来る――
そんな安心感を含んだ夢です。
ただしそこには、
自分で取りに行くこと
必要なものを整えること
あきらめずに戻ってくること
も含まれています。
何もしなくても与えられるというより、
多少の遅れや不備があっても、
行動を続けることで間に合う、ということなのでしょう。
店で並ぶ夢・面接で待つ夢
夢の中では、
店で買い物をする順番を待っていたり、
面接や受付の順番を待っていたりすることもあります。
もしかすると、自分が何を求めてそこにいたのか、
はっきりわからない場合もあるかもしれません。
けれどそれは、
求めるものがまだ見えていないのではなく、
まだ核心までは言葉になっていない
というだけなのだと思います。
あなたが求めているものは、
すでに視野には入っているのでしょう。
今はまだ、それについて夢を見たり、
思い描いたりしている段階なのかもしれません。
ただ、「未来の自分」について、
あまりにも身の入らない空想ばかり続けてしまうと、
根拠のない期待や不安に揺れやすくなることがあります。
どこかで、
目の前の現実に本気になる
今やっていることを、自分の未来につながる行動として受け止める
段階が必要なのでしょう。
未来は、ただ待っていれば向こうからやってくる風景ではなく、
今踏みしめている道の先に続いているものです。
順番待ちの夢は、
「まだ先だ」と告げているだけではなく、
あなたはもう、その流れの中にいる
今の積み重ねが、やがて自分の番につながる
と伝えているのかもしれません。
焦る気持ちがあったとしても、
今は流れの中にとどまり、
自分の番が来た時にきちんと受け取れるよう備えること。
そのことが、夢のメッセージなのかもしれません。



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