紐(ロープ・綱)・縄

海の見える砂浜に、ロープで仕切りが設置されている
夢の意味

それは「しがらみ」か、あなたを食い止めるものか
精神的に、或いは経済的に

誰かと繋がっていること

を表わします。

夢に登場する紐は、総じて

運命の絆

を意味します。

 

紐で縛ったりして繋がるのは相手やモノを「固定する」ことであり、「自分が所有者」だと主張しているのです。

夢のシーンによっては「縁」を意味し、

縁をきっかけにして、あなたが何かを掴む可能性もあります。

その場合、相手は謂わば「頼みの綱」的な存在であるといえるでしょう。

 

紐で通路や場所を封じている時、その紐は「立ち入り禁止」、

「縄張り」や「結界」を伝える役割をしています。

そこから先は特別な資格を持った人以外出入りができない、と告げているか、

あなたが、「同じテリトリーで生きる人」でなければ受け付けない、と考えていることもあります。

鎖や綱を引きちぎっているなら、

ある拘束から、自由になろうとしているのかもしれません。

 

この夢に否定的な意味合いを感じたら、現実を生きる自分の姿勢について考えてみましょう。

例えば、あなたの中には、秘やかな「縄張り意識」があるのかもしれません。

そうであるなら、

自分とは違うものと心を交すことが大切です。

現実は簡単ではなく、衝突することもあるし、誤解だってあるでしょう。

矛盾や葛藤を余儀なくされることは多いかもしれませんが、ぶつかりあい、相手を知って考えを改めることで初めて開かれるドアもあります。

そうやって、あなたの視野は大きく広がります。

 

忍耐強く乗り越えていけば、「結びつき」のかたちにまで彫琢させることだってできるでしょう。

わかり合えなかったとしても、

そのわかり合えなかったという悲しみは、あなたの人生を決して貧しいものにしません。

夢に登場するものは、どんなにつまらないもののように思えても、そのものでなければ表わすことのできない意味が隠れているものです。

夢の紐を、あなたが成長し変わっていくためのきっかけにしましょう。

 

 参照

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