何かのふりをする

夢の意味行為

危機を感じたら、咄嗟にする戦略的行動。

何かのふりをする・・・立場や関係をうまく保つために、自分を“演出”している/死んだふり・・とにかく今をやりすごす

何かのふりをして身を隠す夢の意味を表す人物

平気なふりをする。
知らないふりをする。
寝たふりをする。
別人のふりをする。

あるいは、恐ろしい人物から逃げ回り、
身を守るために「死んだふり」をする夢を見ることもあるでしょう。

何かのふりをする夢は、
単なるごまかしや嘘ではなく、ひとつの生存戦略

動物が敵から身を守るための擬態のようなもので、
自分を守るために、あえて別の姿を見せている状態なのです。

自分をコントロールしようとしている

夢の中で何かのふりをするのは、
他者や外側の状況に期待できないぶん、

自分をうまくコントロールすることで、状況を切り抜けようとしている

ことを表している可能性があります。

本当は不安なのに、平気なふりをする。
本当は気づいているのに、知らないふりをする。
本当は傷ついているのに、何も感じていないふりをする。

そうすることで、心のバランスを保とうとしているのかもしれない、

何らかの自分にとって都合のよくない状況を、
いったん見ないようにしている場合もあります。

今すぐ向き合うと苦しくなってしまう。
反応すれば、かえって状況が悪くなる。
本音を出すと、自分が傷つくかもしれない。

そのため、夢の中で「ふりをする」という形を取りながら、
心を守っているのです。

見せかけることで状況を変えようとしている

ふりをする夢には、

望む状況をつくり出すために、自分の見せ方を調整している

という意味もあります。

そのように
装い、
本当の自分とは少し違う姿を見せることによって、

自分に害が及ぶのを避けたり、
反対に、自分にとってよい流れを引き寄せようとしているのでしょう。

あなたはただ流されているのではなく、

自分なりに状況を読み、

どう振る舞えばよいかを考えているのです。

それは、弱さというよりも、
その場を生き抜くための知恵といえます。

ふりをして状況が改善された場合

もし、あなたが夢の中で「ふりをする」ことで状況が改善されたなら、
現実の悩みや苦しみも、

自分の判断や振る舞いによって、ある程度変えていける

ということ、

その問題は、
完全に自分の力の外にあるわけではないのでしょう。

言い方を変える。
距離の取り方を変える。
反応の仕方を変える。
今は動かず、タイミングを待つ。

そうした小さな調整によって、
状況が少しずつ変わっていく可能性があります。

この場合の「ふり」は、逃避ではなく、
自分の力が及ぶ範囲で、現実を動かそうとする工夫です。

ふりをしても状況が改善されない場合

反対に、夢の中で何かのふりをしても状況が改善されなかったなら、
その悩みは、そもそもあなたの力だけではどうにもならないものなのかもしれません。

相手の気持ち。
周囲の評価。
運やタイミング。
すでに起きてしまった出来事。

どれほど自分をコントロールしても、
思い通りに変えられないことがあります。

また、自分の力では手に入らないものを望んでいる場合もあります。

その場合、たとえ一時的に望む状況を手に入れたとしても、
心の平静を保つことは難しくなるでしょう。

なぜなら、それを維持するために、
また新たな不安や努力を背負うことになるからです。

夢はそのことを通して、

変えられるものと、変えられないものを見分ける必要がある

と告げているのかもしれません。

寝たふりや死んだふりの夢は、「何かのふりをする夢」の中でも、とくに自分を守ろうとする心理が強く表れたものです。
周囲を感じながら嵐が過ぎるのを待つ「寝たふり」と、極限のストレスから感覚を閉ざす「死んだふり」については、関連記事でも詳しく解説しています。

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