マイクを渡される/リラックスして、ガンガン!
娯楽の場であることから、
コミュニケーションを必要としている
と解釈されることは多いと思います。
そして、その通りだったりするのですが、
「歌う」という表現方法で、自分の感情を伝えたがっている
のかもしれません。
選ぶ曲にも、意味があるでしょう。その曲には、
未来をよりよく創りゆくためのワードが秘められているか、
癒されるために、その音楽のエネルギーを取り入れたいと思っていること。
人前で歌わない人も、カラオケなら歌うことができるかもしれません。
カラオケは
普段の自分なら恥ずかしくてできないような自己主張、自己表現に、大胆に取り組める機会
であるともいえ、なんといっても、
カラオケ施設は、「密室性・防音性に優れている」わけです。
他の人を気にせず
ー間違っていると言われたり、非難されたりせずー
自分の思いを
声を大にして伝えたい
と思っているのかもしれません。
私達の周りには、「声の大きな人や組織」がいて、その人達の声のほうが、
「受け入れられる」傾向があります。
一方の小さな声は、なかなか知られません。
「ガマンさせられ、光の当たらぬ場に置かれ、無視されたり、排除されたり」
されやすいのです。
連れだって行った人物に対しては
自分の心のままに表現できる
という意味で、
今の自分が伝えたいことが、一番届く相手
であるか、相手によってはー例えば姉であるなら
その人の言動を取り入れたい、アドバイスがほしい
と思っている可能性があります。
そうして表現することによって、
自分の気持ちを大切にしたい、と思うことができ、
見失っていた「自分」を取り戻すことがあるかもしれません。
癒されることもあれば、
人の気持ちを惹くための新しい表現方法がわかることもあります。
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