向き合う

真剣な面持ちで向き合う人物
夢の意味状況

目を逸らさず、考え続けたいという心。

これまで棚上げしていたことに、しっかり焦点を合わせようとしています。

 

「相手と向きあって」いるのが印象的な夢は、

相手が

自分をどう評価しているか、その人とどう関わったらよいかを考えている時

見ることが多いです。

 

相手が馬鹿にしたように笑っているような夢だとしたら、

その人や他の人々は、自分を軽くみている、

人間関係において、自分は軽んじられている

と思っている可能性があります。

 

ただ、この夢にはたいてい

自分を正当化したい、という心の働きに対し、

最後のぎりぎりで食い止めたい、

考え続けたい、という知性が働いていることが多いのです。

これまでは

「自分にはまだ無理だ」「太刀打ちできない」、と逃れてきたもの、

「必要ない」、と「見てこなかったもの」に

向き合う力がついたこと。

 

ご主人と「向かい合い、見つめ合う」夢を見た人がいます。

夢主のご主人は、

(現実でも)日頃から好意的で直接的な言葉をかけてくれる人だそうです。

それに対し、

「自分は普段の感情の発露や表現の仕方が淡白で、伴侶への愛情をうまく伝えられずにいて」、

「なんとか改善したい」と思っているそうなのです。

至近距離で見つめ合う

夢のシチュエーションは「とても恥ずかった」というくだりは印象的で、

これは

「思っている事を「わざわざ」伝える性質ではない」自分が、

普段の自分を捨てて、思いを口にできるかどうか

を考えていた可能性があるでしょう。

向き合う者と自分は、

利他とエゴイズムとの交錯

であったりもするのです。

 

夢のご主人は、「現実と同じように穏やかに微笑んでいた」

というところからも、「なかなかそれはできない」

というもどかしさを抱えつつも、

変わらぬ愛情で安心感を与えてくれる、という信頼があるのでしょう。

「現実に上手く言葉に出来ないとしても、言葉の代わりにスキンシップを取り、

相手に愛情がある事を示して安心感を与えたい」と思ったそうです。

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