言葉より先に語られる心の距離
動物が登場する夢を、よく見る人がいます。
犬や猫だけでなく、野生動物や、本来身近ではない動物が現れることもあるでしょう。
「ゴリラがサイにナンパしていた」とか、「駅でペンギンにあとをつけられた」とか、
現実にはない、面白い夢を見る人もいます。(うちの娘なんですが(笑)
動物は、夢の中で「善悪」や「正しさ」を語りません。
言葉も持たず、役割も演じません。
ただ、近づくか、離れるか、ついてくるか、逃げるか――
行動だけで関係性を示します。
そのため、動物の夢はとても正直です。
人間関係では、
立場や言葉、遠慮や建前が先に立ちますが、
動物の夢では、それらがすべて取り払われます。
動物が夢に現れるとき、
夢はこう問いかけています。
あなたは、
誰かと「どれくらいの距離」で
つながろうとしているのですか。
追いかけられるのか。
世話をしているのか。
それとも、ただ後ろをついてくるのか。
そこには、
支配も、評価も、上下関係もありません。
あるのは、
安心・警戒・信頼・責任
といった、生きものとしての感覚だけです。
動物の夢をよく見る人は、
人との関係を、理屈よりも先に
「距離」や「空気」で感じ取ろうとしている人
なのかもしれません。
夢は、
その距離が近すぎるのか、
遠すぎるのか、
それとも、ちょうどいいのかを、
静かに映し出しているのです。
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