これって・・いいのかなぁ。境界線・妥当さ・許される範囲・本当に納得できるか点検している
夢の中では、
不思議な出来事が起きても、あまり深く考えず、
「そういうものか」と流れていくことが少なくありません。
けれど、ときにそこで立ち止まり、
「それ、いいの?」
「本当にそんなことして大丈夫?」
「それって、やっていいことなの?」
と考えていること、ありませんか。
何かが怖かった、誰かに追われた、という夢ではなくても、
こうした感覚が強く残る夢は、案外、心に深い印象を残します。
それはきっと、
夢の出来事をただ眺めていたのではなく、
その場の違和感をきちんと受け取っていたから
なのでしょう。
夢の中の「それ、いいの?」には、
あなたの中にある感覚のよさ、
物事の境界を見極めようとする心が表れているように思います。
人は、現実の中で何か引っかかることがあっても、
その場ですぐに言葉にできないことがあります。
相手が強引だったり、
周りが何も言わなかったり、
流れに逆らいにくい空気があったりすると、
自分の感じた違和感のほうを引っ込めてしまうこともある、
けれど心は、
ちゃんと「何かがおかしい」と感じている。
その感覚が、夢の中で
「それ、いいの?」
という、短い問いになって現れることがあるのでしょう。
~~場面はかわり、会社の中で お客さんが私に「これをお願いします」と書類の束をもってきました。
差し出されたのはマニュアルなど会社の資料でした。 え?閉店作業でもしているの?
そもそも、お客さんがこんなもの欲しがるのもおかしい、
それ以前に気になるのは
これって、人に、しかもお客さんに渡してもいいものなの?ここにちゃんと
社内秘と書かれているじゃない。
他の人達に聞こうとするも、忙しそうに別のところへいってしまいます。 社長の奥さんに聞いてみようと思うのですが、なかなかこちらに来てくれません。
環境に長くいると、 人は「まあいいか」「そんなものか」と感覚が麻痺していくことがあります。 でもこの夢はそうではなく、 いや、やっぱり変では? と何度も立ち止まっている。
「いいの?」が多い夢は、
判断疲れ 対人疲れ 境界を守るための神経の張り を表すこともあります。
何かを積極的に攻めているわけではなく、 ずっと“確認”している夢だからです。
このような夢は、
自分の心が鈍っていないか、
大切な感覚を見失っていないか、
確かめようとする働きに近いように思います。
あなたはただ流される人ではなく、
立ち止まり、見極めようとしている人
なのでしょう。
それは少し疲れることでもあります。
人より先に違和感に気づくのですから、
気楽ではいられないのです。
けれどその感覚は、
自分を守るためにも、
何かを大切に扱うためにも、
とても大事なものです。
あなたが
「気にしすぎ」で見る、というより
自分の心が発している、静かな確認をしている
ということなのでしょう。
「それ、いいの?」
と立ち止まった自分の感覚を、
なかったことにしたくない。
そのこと自体に、
すでに大切な意味があるのだと思います。



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