夢日記の効用 

頁をめくるたびに浮かび上がる様々な世界
夢占い500字メモ

深入りし過ぎず、素朴に楽しむ
夢日記については、否定的な意見も聞きます。

河合隼雄氏(心理学者)始め、専門家の方々も

現実と夢の見境がなくなってくるようなときには、中止すべき

と言っています。

やると決めたのだから、何がなんでもやる!

そんな風に、あまりに真剣にとらえすぎるよりは、

半分遊び感覚でいるくらいがちょうどいいのです。

 

そう念押ししたあとで、

夢日記をつけること自体を、いけないことのように考える必要はない

と思います。

 

ある子供が、夢の話をしてくれて、

「お母さんとハロウィンで使うものを選んで、公園で友達と会って、楽しかった」

などといいます。この日の朝、

親が書き留めた夢日記には、こう書いてありました。

「公園でハロウィンがある、ってお知らせが来たので、ママと
イオンでハロウィンのコスチュームを買いました。
高いのと安いのとあって、安い方を買いました。
別のイオンにも行ってハロウィンのグッズを見たけど、いいのがなくて、
100均に行っていろいろ買いました。
公園には屋台が出ていて、ユーチューバーのサインももらい、クイズにも参加したけど、正解しなかった。
正解したら、シールももらえたのに。
その公園は遠いところだったので、屋台をまわったあと、電車にのってかえりました。」
数日後は、どこまで覚えているでしょう。
試しに、
今日書いたことを見ずに、数時間後か明日思い出したことを書いてみてください。

書いていく途中ですら、記憶が薄らいでいくので、

例えば「ハロウィン」「イオン」「100均」「友達」「屋台」「ユーチューバー」などと

キーワードを書いておくと、思い起こしながら書けると思います。

また、

感覚でとらえていた内容を言葉にしていく

ことで、自然と意味が浮かび上がってくることもあります。

(あ。なるほど、そういうことだったのか!)

夢を書き顕していくことには、いろいろなメリットがあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました