慢性的な問題の解決に迫られている?/そこからの脱出が、この先で展開するドラマの条件となる
実際の自室も家も、片づけてないわけじゃないのに、どうしてか
夢に出てくる部屋が、いつも物でゴチャゴチャしている、
ということがあります。
ときには、大きな家に引っ越したり、立派な住まいの中にいるのに、
夢の部屋の中は、前の家の古い物だらけ
ということがあります。
自分の頭の中が散らかっている、ごちゃごちゃしている、
という可能性もありますが、
もしかしたら、いまのあなたは
人生の進展を阻む心
ーコンプレックスや古い固定観念、
思い込み、嫉妬や劣等感、無用の罪悪感や敵対心などー
と向き合っているのかもしれません。
押し入れや棚に入っていたものを、
わざわざ引っ張り出して広げているようなもので、
これまで見ないようにしていた、蓋をしてきたものを
あえてさらけ出し、進展をはかろうとしているのかもしれない、
「変えなければ!」と思いつつ、ズルズル引きずってきた悪習慣
のせいで、
なかなかスムーズに動けずにいた、
でも
どうしたらいいのか、
方法がわからずにいる
とか?
片付け 参照
人生には、いろいろな時期があります。
これは、私自身の経験でもあるのですが、
誰も、自分の自由を拘束してはいないのに、
まだ見込みはあるかもしれない、
再びその時が巡ってきたときのために、残しておかなければならない、
まだそれを使うチャンスがあるかもしれない、と
ある強過ぎる結びつきのために、
手放せず、
記憶に縛られたままになっている
ということがあります。
今思うと、物で溢れかえる部屋の夢を繰り返し見たのは、そのような時で、
夢の中で
「おかしいな、今の家に全然マッチしていないのに
どうして処分してこなかったんだろう」と思ったものです。
今を重要視していない
とも考えられます。
もう新たな人生は始まっているのに、本当は
目の前の出来事に意識を向ける必要があるのに、それができていない
と知らされている可能性もあります。
もう、それの出番はないと知りつつも、
関係が終わってしまう気がする、完全に切れてしまう、
という恐れがあると、何も手放せなくなります。
歩を進めようとする自分を、未練が妨げるのです。
より望ましい、自由度の高い関係を構築し直すときにあること。
そんな簡単な話じゃない、というかもしれません。
それでも
依存や束縛を解き、あなたが自分の意志をもって歩き始めたとき、
停滞しているように思え、苦しんだ時期は、実は成長や変容の前触れであった
と気づくはずです。
より継続性の高い、柔軟で強靱な信頼関係が生まれることもあるでしょう。
温故知新
という言葉があります。私達は、
故いものとたずねることによって、
新しさを発見する
ことがあります。
実家、同級生、自身のあやまち・・「過去にまつわる」夢は様々です。
過去から学ぶことによって、新たな未来を切り開こう
としていること。
新しいドラマが始まりつつあります。
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