目的は幸せに生きること。体の声に耳を傾ける。
私達の身体には、手・足・頭
など、自分の意志で操作できる部分もあるけれど、
操作できない部分もあります。
それに比べれば、心の状態を考えるほうが容易いかもしれません。
何しろ、私たちは心臓が自分のものだとわかっていても、
自分の意志でリズムを変えることなどできないのです。
ちょっと腹ごしらえしたあとで
「ちょっと待ってくれ、今消化しようと思うから」と言う人はいないし、
一分間に○○回呼吸しなくてはならないから、
と考えながら生活する人はいません。
私達が
物を考えている間も、眠っている間も自然に呼吸して生かされているし、
食べたものは、ちょっと雑談している間に消化され、
ありとあらゆる場面で、自己を超えた働きが作用しているわけです。
身体が印象的な夢は、たいてい
人間の力では従わせることのできない、
もっと高次の存在であるということ
を、伝えたがっています。
「魂」という言葉に置き換えて
考えてみると、納得がいくのです。
「心と体を超えた存在として」体と向き合うことで、
回復が見込めます。
私達の世界では、時折
とても大きな体験を通して、生きなおしをする人がいます。
何かをきっかけに
魂の働きを尊重し、その働きに任せる
決断をした時、不思議なことが起きた、
(治る見込みがなかった病が、すっかり完治してしまったなど)という話を、
あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか。
「身体を大事にするよう」言われていると感じる夢は、
現実にそういわれるのよりは深い意味があって、
魂に対して想いを馳せるように、
それに従って生きる自分をつくっていきなさい、
と言われているのかもしれません。
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