私、どうしたらいいの?
まだ途中であるのに、
なんとなく夢から醒めて
残念な気持ちになる
ことがあります。
もっと味わいたかった幸せやスリル、解決がなされなかった
ことへの残念さです。
それは仕方がない、起きなければならない時間だったのだ、
という場合、一つには
時間の管理が問われているでしょう。
それ以外は
夢の中の
解きようのない問題を逃れて目を醒ます
わけです。
私達が、「これについては、明日ゆっくり考えるとしよう」と寝るのと同じです。
考えながら目覚めることもあれば、
ときには、何か怒鳴ったり、叫んだりして目を覚ます、
なんてこともあるでしょう。これは、
無意識に押し込められた恐れが限界を超えたとき、
あなたの心が「目を覚ませ!」とアラートを鳴らした
のです。
そうして
終わりを見ないまま目覚めたとしても、自分に深い影響を及ぼした夢は、
問題が提示された
と言う意味において、価値のある夢
と考えることができます。
その行動の結果起こったかもしれないことを私達に想像させ、
その先にあったかもしれない恐ろしい可能性を考えさえ、
私達を覚醒へと誘います。
前半に問題の性質と原因があり、
夢の終わりに解決が示されていることが多いので、
終わりにも注意を向けてみてください。
さて、私達は
別の意味で「夢から醒めた」などといいます。
それはたいてい、
ある幸せを追い求めた結果、
あれは自分勝手な思い込みに過ぎなかった、
自分の未来に何ら影響しない努力をしていた、とわかったことをいいます。
「夢から醒める」とは、
そうすることが、唯一の道だ
と信じてきたけれど、それはもう、自分には必要ないのだ、
と認めることでもある、
そうすることで、新しい世界を受け入れる準備が整うのです。
夢から
のびのびとしたあなたの未来には、もう意味はないのだ、解放しなさい、
と知らされることもあります。
終わりに元気が出るような夢は、とくに。
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