買い物、学校、スーパー・・決まった顔ぶれ、きまった場所がある/有益な関係を作りたい、安心できる雰囲気がほしい
夢の「地域」とは、
あなたが根をおろそうとしている現実の場
です。
例えば、
職場
家族や近所づきあい
社会的コミュニティ(所属先・チームなど)
など、あなたが“自分の生きる場”として心の中で選び、また
模索しているリアルな人間関係の世界です。
この夢をみるとき、
あなたの心の奥では、次のような葛藤が生まれているのかもしれません。
ここで生きていけるだろうか。
私はこの人たちの中に入っていけるだろうか。
居場所を作るには、どれくらい合わせればいいのだろう。
そこには、
“安心できる場所を求める心”が深く関わっています。
「地域の行事に参加する」頁の中で、夢主は、
「ここで生きていくために、馴染まなければ」と感じていました。
まさに、現実で「この職場でやっていけるように」と努力している姿が、そのまま投影されています。
半ば強制的にチラシ配りを任され、
「後悔」や「孤立感」「絶望感」を感じています。これは、
「ここに居るためには、私が無理をしなければならない」という
心の深い疲れや諦めのサインでもあったでしょう。
ただ、それも
いつしか習慣になり、気づけば当たり前の日常の一部になっていたりします。
情熱をもって取り組まないことは、エネルギーが要らないことでもあり、
思考の負担を減らし、予測可能性や安心感を与えてくれます。
私達は簡単にそのルーティーンに陥ってしまうわけです。
“地域に馴染む”とは、
周囲に合わせることをいうのでしょうか。大切なのは、
あなたという存在が、自然に受け入れられる“場所”を見つけることです。
“地域”を舞台にした夢を見るのは、
「あなたが今いる社会の中で、本当に心の安らぐ場所はどこか?」
という問いを投げかけているのです。



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