与えること、助け合うことを通じて運気が開かれる/「社会との関わり方」や「人との距離感」を見つめ直す時期にある
夢の中での地域行事は、職場・家庭・社会といった
「人との関わり」を象徴します。
そこに
参加する夢は、“社会に溶け込もうとする意欲”の表れであり、
いまの(新しい)環境や人間関係に心を開き始めている
からなのでしょう。
けれど、もし、
その中で息苦しさを感じたなら、
“自分らしさを保ちにくい集団”に無理をして合わせている可能性があります。
私は、地域の行事に参加しおえて家路につくところでした。
集団行動は苦手なので、普段なら行かないのですが、夢の中の私は
これからここで生きていくために、地域に馴染まなければ、
と思っていました。
家に向かって歩いていると、ある女性に呼び留められ、
引っ張られるようにして集会所のようなところに連れていかれました。
そこでは、各人がチラシを家々に配布することになっていて、私は半強制的に、その一員にされていました。
そのチラシは女性をサポートするための2〜3ページのもので、
正直、受け取っても捨ててしまう人も多いだろうと思うような薄い冊子。
中には「私はこうして配ってるの」と自分流を押し付けてくる人もいました。
「こんなことになるなら、すぐに身を引けばよかった」と後悔していました。
「ここで生きていくために馴染まなければ」という思いは、
あなたの中にある “人との調和を大切にしたい心” を象徴しています。
地域や集団の中で、自分の居場所をつくろうとする——
それは、成長や成熟を促す、とても前向きな心理のあらわれです。
一方で、「すぐに身を引けばよかった」と後悔している点は、
あなたの中にある “無理して合わせてしまう心” を表しています。
本当は気が進まないのに「参加しなければ」と思っている、
⇒「人との調和を大切にしたい」という優しい心を持っている一方で、
その優しさから「自分を犠牲にしてでも合わせよう」としてしまっている
のです。
チラシ配りを任され、「考える間もなく引き受けてしまった」姿は、
現実での「断れない」「気づけば背負ってしまっている」夢主の心の反応
を映していたでしょう。
或いは、考える間もなく飛び込まなければならない
ということでしょうか。
「よく思われたい」「迷惑をかけたくない」という思いが、
夢の中の“他人のやり方を押しつけてくる人”は、
実際の誰かというより、「こうあるべき」という世間の声や自分の中の義務感の象徴です。
本当は心を閉ざしているのに、表面的に合わせている
義務感から動いており、心の自由を失っている
周囲の価値観に流され、自分を見失いかけている
誰かの期待に応えることよりも、“自分が心から関わりたい場”を選ぶ勇気を持つことが大切です。
今の環境は、
完全にまとまりを欠いていたり、やる気のない人ばかりだったり、
他人に指図することしか興味のない人たちで構成されている
などのこともあるかもしれません。そこには、
サポートを必要としていたのに、それが得られず、一人で頑張るしかないという思い、
自分が向かいたい方向に向かえない、という思いもあるでしょう。
前向きな気持ちで地域行事に参加していたなら、前述したように、
社会的なつながりを築こうとしているサインです。
新しい環境に馴染もうとしている
人の役に立ちたいという気持ちが芽生えている
自分の存在を通じて何かを貢献したい
これまで孤立していたり、環境に馴染めなかった人も、
少しずつ「受け入れられる感覚」を得ていくでしょう。あなたが発する思いやりは、周囲にもよいエネルギーをもたらしています。
| 積極的に参加する夢 | 調和や社会性の成長を意味する |
| 義務的・無理に参加する夢 | 自己犠牲・疲労・環境との不一致 |
| 周囲に合わせている夢 | 評価や他人の視線への敏感さ |
| やめたくなる・後悔する夢 | 自分らしい生き方を取り戻す時期 |
ただ自分らしくいられ、
重要なつながりを築き、深めたりすることが、あなたの自信を高めてゆきます。
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