自己認識やアイデンティティの確認/自分に誇りを持っていい
名前は単なる記号ではなく、自分そのものを表すシンボル。
名前=自己そのもの
書く行為=自分を表現し、確かめようとしている
私は、他の人と一緒に自分の名前を書いていました。
近くの人はローマ字やカタカナで書いていて、「なんだか書きにくそうだな」と感じました。
現実には「格好いいな」「素敵だな」と思っているにも関わらず。
逆に、
現実では自分の名前があまり好きではないのに、その夢の中では「漢字でよかった」と思えたのです。
現実では「かっこういい」と思える表記も、
夢の中では「自分にとって落ち着かないもの」として映る場合があります。
この夢は、夢主が
比較の中で、「自分の持つもの(漢字名)」に安心感や確かさを覚えた証、
例えば
自分のほうが安定していていい、
=「美的感覚」や「流行」より、無意識に根付いている 安心感・自分らしさ を大事にしたい、
ということかもしれません。
また、
漢字は「意味」や「歴史」を背負う文字なので、
ローマ字やカタカナよりも、深い根や由来を感じさせます。
夢の中で漢字に安心感を覚えたのは、
自分の名前に「確かさ」や「重み」を見出した
「表面的な記号」ではなく「自分の土台」に価値を見出したサインと解釈できます。
夢主は、自分の名前を好きになれない、と語っていますが、
実はそれほど悪くない、実はそれでよかったのだ、
と感じるようなことが、昼間の出来事の中にあったのかもしれない、
この夢は、
ありのままの自分をもっと肯定していい、という心からのメッセージだったのでしょう。
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