未来を信じられない?「諦める」=悪いことではない/後悔は「正直な声」を無視したときに生まれる
何より伝えたいのは――
あなたは、未来を変える力を持っているということです。
絶望の夢を見たり、「もう無理だ」と感じるとき、
それは本当の意味での“終わり”ではありません。
むしろ、それは新しい自分に生まれ変わる直前のサインです。
何かを諦めたり、やりきれない気持ちになる夢を見たとき、
多くの場合、
現実ではあなたが新しい挑戦や変化の入り口に立っている
ことを知らせています。
たとえば、
何かを達成しようとしているとき、
これまでの世界が変わりはじめているとき、
あるいは、未来に向けて自分の殻を破ろうとしている、など。
いま、あなたがその準備段階にいるということ。
“ドラマティックな変容”のただ中で感じる
不安・焦り・空しさ・・・
そうした心の揺れの中で、変化を受け入れようとしているとき、
「絶望」する夢を見ることが多いのです。
「諦める夢」は、独立しようとしている人、自分の力で歩き出そうとしている人がよく見ます。
それは“やめる夢”ではなく、
「何かを吹っ切る」ため
です。
私たちは未来を計画するとき、
意図せず過去を参照しています。
「また同じ失敗をするかもしれない」と思うのは自然なこと。
でも――過去のあなたと今のあなたは、もう違うのです。
未来への後悔は、まだ起きてもいない“仮の痛み”。それを先取りしているだけなのです。
私たちが本当に後悔するのは、
自分の本音を押し殺して決断してしまったときです。
人の評価を気にして頑張ることは悪いことではありません。
でも、自分の心が求めていない方向に努力しても、満たされない結果になることがあります。
夢の中で感じた“違和感”や“もやもや”は、
あなた自身の本当の願いに気づくための合図なのです。
私たちは、変化の中でしばしば“慎重すぎる自分”になります。
「また失敗したらどうしよう」
「この挑戦は自分には無理かも」――
そう考えるのは、それだけ真剣だからこそです。
でも考えすぎると、本当に可能な道まで見えなくなってしまうことがあります。
どんなに思索しても、「正解」は誰にもわかりません。
大切なのは、
不完全なままでも、一歩を踏み出す勇気。
焦りやプレッシャーを感じるとき、
私たちは往々にして「無理難題」に挑んでいるように思います。
でも実際には、その状況こそが
自分の中に眠る力を引き出すきっかけになる、
欠点を認め、苦手を抱えたままでも構わない、
人は、完璧ではないからこそ伸びていくのですから。
続けるうちに、自然と自分に合ったパターンが確立され、
やがて心を動かすようなひらめきや出会いが訪れます。



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