トイレは「浄化」と「後始末」の象徴/自分では片付けたつもりでも、潜在意識にはまだ引っかかっている
私たちは、日常の中でもしばしば「忘れ物」をすることがあります。
夢の中でトイレに何かを置き忘れてしまう
としたら、そこには
一体どんなメッセージがあるというのでしょう。
夢の中で、私が作った料理が、とても美味しく仕上がりました。
子どもたちに食べさせて、綺麗に食べてくれたと思っていたのですが、
そのあとトイレに行ったら、お皿に入った状態で残してあり、
ちょっとショックを受けました。
現実世界で、トイレは生活の最後の処理をする場所、
夢の中のトイレは 「心の中の不要な思いや悩みを処理する過程」 を表し、
置き忘れたもの=未処理の気がかり
があるということ、
処理したはずの問題がまだ残っている、
終わったと思っているのに、
心の奥では気にしていること が
なにかある
のです。
この夢では、
子どもたちに食べさせて安心したのに、実は残っていた
=「人に与える役割を果たせた」と思っても、実際には
自分の心にまだ“未処理の不安”が残っている、
ということでしょう。
現実には、仕事での小さなミスややり残しが気になっていて、
その不安を、夢が「トイレの忘れ物」として映し出していた
可能性があります。
トイレに忘れたのには、他の意味もあったかもしれない、
人に見せたくない不安や後悔、
それを手放すチャンスが来ている
ということかもしれません。
例えば、
小さな後悔や気がかりを言葉にしてみる
⇒紙に書き出すだけでも「忘れ物を取りに行った」ような効果があります。
終わったことは終わったと区切る
⇒「手放しなさい」、必要以上に繰り返し思い出す必要はないのだということ。
基本に立ち返る
⇒トイレの夢は「生活の基盤を整える」意味も持っています。
食事・睡眠・整理整頓など、足元を見直すことで安心感が戻ってくる
こともあります。夢を
心を整理するきっかけにすれば、むしろ前向きなスタートにつながります。



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