車を壊される

あたりまえにあった何かが崩れた、暫くは前に進めそうにない

車が壊される夢が象徴するのは、

あなたの行いが招いた損害や不幸ではない、

有無をいわさず押し付けられた不運

です。

「私は、自分の車を探し歩いていた。その途中で、

『あの車さ・・』男性二人の会話が耳に入り、自分の車が彼らに壊されたと知る。

私は我を忘れて彼らに詰め寄るが、一笑され、

悔しさと怒りとやるせなさでどん底の気持ちになった」

最後の一文が語るように、

誰かによって傷つけられ、破壊された車は、

夢主の打ち砕かれた気持ちの表れであり、傷は

あなたの心に付けられた生々しい傷そのもの

であるといえます。

最近、何か自信を砕かれるような出来事はありませんでしたか。

（打ち砕かれた考えや、信頼への裏切りなど、あなたの心の平衡を欠くような出来事）

おそらく、夢の車の破壊はそれが原因です。

 

上記の夢の場合、

「車を探し」歩いていた、という経緯から推測するに、

夢主は、自分の満足を後回しにして必死で頑張っていた可能性があります。

その「報われない」気持ちに、追い打ちをかけるように起きた出来事、それにより

精神的ダメージを負っている

可能性があります。

 

例えば、

唯一夢主の頑張りの支えとなっていた存在から「衝撃的な」「思いもかけない」言葉を向けられた、

という可能性もあるけれど、

相手からしたら悪意のない一言で、だから「一笑」（なにに腹を立てているの？）

だったのかもしれない、

それは、時に「悪意による暴言」より思いを踏みにじることもあります。

 

この夢に肯定的な解釈はあるのか、というところですが、

車が破壊されたら

警察に通報する、保険会社に電話するなど、相応の面倒な作業を経て

買いなおすか、他の手段で行動するか

検討することになるでしょう。それと同じ、

あなたが前に進むための行動を起こさなくてはならない、ということ。

変化の必要に迫られているということ。

それは

自分が今以上に快適な人生を手に入れるための変化である、と考え

いま、何をすべきかに焦点をあわせましょう。

「打ち砕かれた」思いは、（自分の限界を）「打ち砕く」に通じます。

 

動かない車　参照