必要なときに手に入らない💦/自分の番まで、ちゃんと残っているかしら
欲しいものを買おうとしたら、すでに売り切れていた。順番を待っているうちに、残りが少なくなってしまった。
売り切れる夢には、
「自分が必要とするときには、もう手に入らないかもしれない」という不安や、
期待していたものを受け取れない残念さが重なっている
ことがあります。
それは、品物ということもありますが、
現実には、応募したい仕事、誰かに話しかける機会、楽しみにしていた予定など
であるかもしれません。
タイミングによっては叶わなくなるものにも、似た気持ちが生まれます。
まだ大丈夫だと思っていたのに、間に合わなかった。ようやく自分の番になったのに、楽しみにしていた何かがもう残っていなかった。
夢の中で何が売り切れたかとともに、そこに至るまで、自分が何をしていたかにも目を向けると、今の気持ちとのつながりを考えやすくなります。
私は、夕食のために肉屋で肉を買おうとする夢を見ました。
肉はパックで並んでいるのではなく、店員に必要なグラム数を伝えて買う仕組みでした。私は、前の人にならって希望の量を伝えました。
ところが、店員は注文された量の肉を、
ただひたすらに積み上げていくだけでした。
誰の分かわかるようにしなくてもよいのだろうか、と気にしていると、店員が区切りのよいところで説明を始めました。
その後、改めて注文を取り、販売が始まりました。それで、もう一度希望の量を伝えましたが、肉はすでに売り切れていました。
この夢では、欲しいものが決まっていて、注文もしています。それでも、自分の分を受け取れません。
最初の注文はどう扱われたのか。いつ、どのように伝えれば、自分の分が確保されるのか。
買い物の手順がはっきりしないまま、必要なものがなくなってしまったのです。
そこには、**「周囲に合わせて動いているつもりなのに、望んだ結果につながらない」**という戸惑いや、やりきれなさを読み取ることもできます。
また、「肉屋」でのやりとりというところは、
「力を使ったあと、自分に必要なものを受け取れるだろうか」**という不安として読むこともできそうです。
夕食のために肉を買う場面には、自分の力や生活を支えるものを受け取りたいという気持ちを重ねることができますし、
グラム数を伝える仕組みには、「どれだけ必要なのか」「どれだけ得られるのか」という、量への意識もうかがえます。
仕事などで労力を使っているときなら、使った時間や体力と、そこから得られるものとの釣り合いが気になっているのかもしれません。
前の人の様子を見たり、説明を聞いたりしながら行動するくだりでは、
落ち着いて状況を確かめたい一方で、「その間に、自分の機会がなくなってしまわないか」と気にしていることも伺えます。
例えば、卑近な例では
仕事内容や勤務時間を確認し、応募するか迷っているうちに、募集が終了してしまう
といったようなことが考えられます。
「自分にできる仕事だろうか」「予定と両立できるだろうか」と確かめたいのに、考えている間に応募できなくなってしまう。その経験が、必要なものを買おうとしているのに、自分の分がなくなってしまう場面に重なっているのかもしれません。
そこには、
確かめてから動きたい気持ちと、タイミングを逃したくない気持ちの間にある焦り
があります。
また、前の人には品物が渡り、自分の番でなくなってしまうシーンには、
「自分の希望も受け止めてもらえるのだろうか」という心細さも見え隠れしています。
同じ売り切れでも、迷っているうちになくなった場合と、注文したのに受け取れなかった場合では、気になるところが違います。前者なら決めることへの迷い、後者なら伝えた希望が届いているかという不安に、思い当たることがあるかもしれません。
売り切れたと知って、残念だった、焦った、納得がいかなかった。
そうした感情から、今の自分が気にかけていることが見えてくることもあります。
欲しかったものが売り切れていたとき、
私達は
とりあえず手持ちのもの、今あるものでしのぐしかありません。
夢にそうしたシーンがあったなら、必要なものが揃わない状況でも、今使えるものを活かして対応するという姿勢が表れているのかもしれません。
「何とかしよう」と思わないまでも、「それも、仕方ないかな」という思いであったなら、
状況に合わせて工夫する柔軟さに目を向けられます。仕方なく代わりのもので済ませても、そこに残念さが残っていたなら、本当に欲しいものを得られず、ひとまず持ちこたえている気持ちが重なっているのでしょう。
この夢には、必要なものを必要なときに受け取りたいという願いに交じって、
機会を逃すかもしれない焦りなど、
さまざまな思いが入り混じって描かれていることがあります。
その後の展開によっては、今あるもので工夫する姿勢や、ひとまず持ちこたえようとする気持ちも読み取れることがあります。



コメント