継続したい思いがあるのかも。
地域や時代による差はあれど、
お正月にいただく、お餅の入った料理、
「伝統的」な食べ物です。
時代を経て、各地を渡り、様々な要素が混ざり合い
多彩に変化してきたけれど、
確かな原点があること。
それを忘れないように、と告げていたのかもしれません。
お雑煮は、仏教や陰陽五行説とも密接な関係があるので、
新しい形を受け入れつつも、
(本来の)精神を持ち続けるよう、言われている可能性もあります。
お雑煮をつくっていたなら、それ料理を通じて、
新しい風景に出会おうとしているのかもしれません。
亡くなったおじいさん(祖父)から、「雑煮を食べなさい」と強く勧められる
夢を見た人がいます。
亡くなった人が登場していることから、記述したように、
あなたが感じたようにメッセージを受け取ることが大切です。
あえて「雑煮」というワードで考えてみるとすれば、
おじいさんも雑煮も、「伝統」という意味で繋がります。
もしかしたら、夢主は時々
先祖代々を通して「続いてきたもの」「続いていくこと」について
思いを馳せているのかもしれません。
もし、お雑煮に祖父と交わした
「約束」に繋がるようなものがあるのだとしたら、
心のどこかで継続を求めていながら、
「この頑張りは報われるのだろうか」という気持ちがぬぐえない、
でも、約束を破りたくない、そんな思いにこたえ、
激励されていたのだとも考えることもできます。
あなたの道義心と義務感は正しい、と。
お雑煮は本来、お正月のような「ハレ」の日に欠かせない料理であり、
具材のお餅は、かつて「丸餅」でした。それは
太陽や宇宙を表す形
なのです。
本来の精神は
神々の依り代(神霊が依り憑く対象物)を
祝うことです。
お雑煮を振舞われる夢は、
祝福を受けていた
ということでしょう。
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