魔法使い

「望み通りになりますように。」「ソレ、頼まなくてもなってるネ。自分が選んだ道に進めば、答えがある。あなたにとっての。」
夢の魔法使いは、

自分の運命を変えてくれる人

です。

自分の力ではどうにもならない、

だけどなんとしても現状を変えてほしいと願っているとき、

夢に魔法使いが現われたり、自分が魔法使いになったりします。

 

その魔法が自分の「好き」のために使われるだけなら、危険性は少ないのですが、

人への復讐心・嫉妬心・敵愾心から使っていたなら要注意です。

 

「自分のほうが正しいのに」といった誤った確信が芽ばえると、

あなたの中で復讐・敵愾心・嫉妬は正当化されてゆき、

人を欺いたり、相手をコントロールしてもよいことになってゆきます。

 

悪いエネルギーには代償がつきもので、将来

その行いが自分を縛るようになります。

歴史上、残虐的な出来事が起こった原因は、

多くの人が、その行いを「崇高な目的」と信じ込んでいたためです。

例えば、

「神は自分達の側にある」という思い込みは、

理性を踏みにじり、寛容の上を歩いて慈悲心を破壊し、理解を攻撃します。

 

状況を疑問視しないことが、

独自の思い込みで間違ったやり方に走らせます。

状況を、自分に都合よくコントロールしようとすると、

心の闇をもっと深めることになる

可能性もあります。

 

夢に魔法使いが現われたら、何をお願いすればよいのでしょう。

いろいろにあると思いますが、一つの提案として

自分の感性を研ぎ澄ませてもらうように、と

いうのはどうでしょう。

あなたが今の状況を変化させたいのなら

新しいもの、今までとは違う体験をさせてもらうこと

をお願いするのがよいでしょう。

一瞬ですべてを変えることはできないとしても、

正しい方向に向かう以外には考えられないような、一連のポジティブな感覚により、

行動を起こしていくことはできます。

 

それによって自分に変化を起こし、

現存する人生観にしがみつかないようにしていくことが大切ではないでしょうか。