自分では、どうすることもできない。/急がせたり、無理に実現させたりできない展開もある/時には、絶好の機会となることも。

夢の中で、何かを待っていることがあります。
人を待っている。
電車やバスを待っている。
連絡を待っている。
順番が来るのを待っている。
けれど、なかなか来ない。
なかなか進まない。
そんな夢は、
自分ではどうすることもできない状況
を表していることがあります。
私達は、
何か見直しをしたいのに、時間が差し迫っている時には、
もう少し時間があれば、
と思います。
けれど反対に、
焦っている時に待たされると、
同じ時間が、とても長く感じられるものです。
でも、その待ち時間が、
思いがけない恩恵をもたらすこともあります。
今のあなたには、その時間が必要なのかもしれない
ということ。
では、「待つ」ことに、どんな恩恵があるのでしょう。
それは、
時間とともに物事は移り変わり、
新たな選択肢が現れる
ということです。
今は見えていないものが、
少し時間を置くことで見えてくることがあります。
相手の本音。
状況の変化。
自分の本当の望み。
あるいは、
最初に考えていたものよりも、もっと良い道。
待たされている時間は、
ただ奪われている時間ではなく、
次の選択肢が育つ時間
でもあるのです。
あなたは今、
ある人との足並みがそろわなくて、
次に進むのを待たなくてはならない状態なのかもしれません。
そうであるなら、
機が熟するまで、
あるいは、
相手が成長し、理解し、行動に移せるようになるまで、
少し堪える必要があるでしょう。
受け身の状態を余儀なくされていること。
できるだけ不要な干渉をせずに、時の熟するのを待つ
必要があります。
時期相応という言葉があるように、
物事には、ふさわしい時期があります。
たとえば恋人を待っている夢なら、
相手の気持ちや情熱が戻ってくるまで、
待つ必要があるのかもしれません。
けれど、ただ信じて待つだけではなく、
同時に、現実的な視点も求められます。
「本当に待つ価値があるのか」
「自分は何を育てながら待てばいいのか」
「待つことで、自分の人生まで止めていないか」
そうしたことを見つめる必要もあります。
また、夢の中で電車やバスを待つこともあります。
予約していたフライトがキャンセルされたり、
いつまで待たされることになるのか見当がつかない、
というような場面が出てくることもあります。
それは人生の中で、
予定どおりに進まない時期、
自分の意志だけではどうにもならない時期を表しているのでしょう。
イライラしながら待つ人がいる一方で、
小説を読むことや文章を書くこと、
絵を描くこと、
身の回りを整えることなど、
没頭できることを探し、
小さな楽しみを見つけようとする人もいます。
実は、
そうしているうちに、私達は
少しずつ変化し、成長し、前進しています。
新たな見通しが明らかになり、決断に至るまで
待つ必要があること。
そして、
その姿が、同じ問題を抱える誰かの良いお手本になっていることもあります。
まもなく新しい冒険が始まること。
私達は、
何もないように見える時間の裏で、
時が熟していくことを知っています。
価値のあることを実現するには、
それなりの時間がかかります。
待たされる側は、
自分だけなら、もう次に進むことができるのに、
という気持ちを抱くものです。
それでも待たなくてはならないのは、
その相手や状況が、
あなたの人生に欠かせない協力者だからかもしれません。
あなたは、
その人物があなたを理解したり、
実際に行動に移していく準備が整うまで、
堪えなくてはならない苛立ちを抱えることもあるでしょう。
けれど、どうせ時間は容赦なく過ぎていきます。
与えられ、強制されたように感じる時間を、
ただ耐えがたいものに終わらせないためには、
あなた自身が、
たくさんの世界観や新しい経験を培おうとすること、
この時間を積極的に味わう
ことが大切です。
今は、
答えを求めて堂々巡りしたり、
なりふり構わずアピールしたりする、
攻めの時期ではないのかもしれません。
すぐに反応する力も大切です。
けれど、人生には、
即座に動くことだけではなく、
相手の速度、
状況の流れ、
物事が育つ時間を尊重しなければならない場面があります。
待つ夢は、
あなたに何もしないことをすすめているのではありません。
むしろ、
今できることをしながら、時を味方につける
ことを知らせています。
ゴールを心にイメージし、
それに結びつく幸せな気持ちを忘れずにいること。
あなたが求めている対象もまた、
あなたを求めているのだと感じられるなら、
意志はさらに強くなるでしょう。
「もしも実現しなかったら」という不安に飲み込まれるより、
今できる現実のプロジェクトを、
ひとつずつ丁寧にこなしていくことです。
その「とき」が来たら、
あなたは共有し、
意味を確かめ合い、
経験を共にすることができます。
そのとき感じられる存在感は、
「何時何分にどこにいたか」という意味での存在を、
遥かに超えたものになっているでしょう。
待つ夢は、
あなたの人生が止まっていることを示す夢ではありません。
まだ見えない場所で、
次の流れが整いつつあること。
そして、
その時間をどう過ごすかによって、
未来の受け取り方が変わっていくことを知らせているのです。
バスを探す・待つ・来る 参照



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