生命力を表します。
古くから、
「木」は、人の化身といわれ、
木を植えることは生命を植えること
を意味します。
風雪を耐える木は、
生き抜く力
を表します。
樹(木)は、
あなたと同じように
光を浴び、満たされ、吸収し、創造し、与え、成長し、何かを残してゆきます。
生命が尽きた時、葉を落とす落葉樹は、人の目には風で吹き落されているように見えます。
けれど、樹木は
自分で準備をして、自ら舞い落ち、
枯れ落ちる前に、樹木本体に戻し、次世代の新しい生命の力に繋げています。
新しい生命にエネルギーを与えることを示していることもあれば、
もっと成長しよう!
もっと大きな自分になろう!
と頑張る心
であったりもします。
あなたが自己表現しながら建設的に生きていることや、連続性とか、
全体に愛をもたらすことや、それを切望していることを表したりもします。
木の状態が、
健康状態や精神状態
を表すことがあります。
例えば夢に現れた樹がイキイキとしていて、
若葉や若枝・勢いよく伸びていたなら、
健康や運勢の上昇を告げています。
反対に
放置され、水が不足して枯れた樹は、運勢や健康の低下を告げています。
「枯れる」夢が、肝臓が疲れている、ストレスが溜まっている状態を表している
こともあります。
実りある樹は、そのまま
実りある人生を象徴し、
樹の夢は文字通りの意味をもっています。
樹が折れたり倒れる夢は、アクシデントの訪れ。
折れた部位に相当する体の部位に注意が必要です。
例えば「幹」は脊柱を指しています。
まっすぐにがっしりとした幹なら、あなたの生命エネルギーが高いということ、
創造性が高まっているとき、力強い枝が印象的で
枝は、太陽の光を求めて健やかに伸びているでしょう。
天賦の才能を表現するチャンスやきっかけに恵まれる可能性があります。
そのような意味で、木が「日向」にあるか「日陰」にあるかということにも
意味があります。
あなたが自分の可能性と価値を認めているとき、木は日の当たる場所にあることでしょう。
天を目指すような、直立した木は理想的です。
節だらけの木は、
否定的には人生の紆余曲折に傷ついている、
人生は苦しいものと決めた姿勢
を表しています。
肯定的には
しなやかな中に強さがあること。
竹はその象徴です。
また、まっすぐに伸びるので、向上心や目的意識の強さを
表すこともあります。
空洞の中にかぐや姫がいたことから、ストーリーによっては
何か貴重なもの
が入っていることを知らせている可能性もあるでしょう。
松の木は、どんな季節にも緑の葉をつけていることから、
永遠の生命
を表します。
梅は、冬に花を咲かせることから、
忍耐や高貴
のシンボルです。
木の葉や枝は、
剪定し、「風通しを良くする」必要を示していることもあります。
それがあなたの見た目を美しくするだけでなく、
栄養となる経験を効率よく利用することができ、
それによって自身の生長を促進させることができます。
また、木の「根っこ」の部分が印象的で、
根が地にしっかりと張っていたなら、真我に根を下ろしていることを、
浅いのは内面を掘り下げる力量に欠けていることを
示しています。
巨木は、指導者・権力者・中心的な人物を表します。
あなたがその下にいるような夢は、それら権力者の庇護を受けていることや、よい指導者に巡り合うことを告げています。
木が誰かに切られてしまうような夢は、健康にも注意が必要ですが、
あなたの立場が危ういこと
を知らせていることもあります。
木の苗を植える夢は、新しい可能性の始まり
を告げています。
「自然の夢が示していること」参照
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