世の中、自分の都合だけでまわってるわけじゃないもんね。
対人関係を円滑に進めるために、自分が今どうあるべきか
を知らせています。
現実の信号が、色を切り替えながら秩序を生みだすように、
夢の信号も、人との関係がスムーズにいくために、注意したり確認したりする必要がある
ということ。
また、この夢は
そうした「対人関係」の在り方を示唆しつつも、
「主体性」や「責任」といったこともテーマになっていたりします。
信号が黄色だったとしたら、
周囲をもっとよく見まわす必要があるでしょう。
ほぼ世界のどの国でも、
青は「進んでよし」、赤は「とまれ」を表し、
それは夢でも同じです。
青から黄色に変わる、赤から青に変わる夢なら、
慌てないこと、タイミングを見計らうこと
が大切です。
進歩的な状況にあるとき、
赤信号が、障害物のように
自分の主体的な行動を妨げられていると
感じるかもしれません。
でも、
他者の事情を優先させる
意味においても、
自身が主体的に物事に取り組む
ことにおいても、
ある程度の「障害(赤信号)」は、必要であると考えましょう。
人は、ラッキーな事(青信号)だけに導かれるわけではなく、
不運な状況(赤信号)によっても導かれますし、
ある程度の障害(一時的な停止状態)があることで
自発性を誘い出し、ハリをもたせる
といった効用を得ることもあります。
精神の成長ということを考えたとき、
「他者の事情の優先」と「主体的に取り組む姿勢」、この二つは相いれないもの
と決めつけるのは早計です。
自ら進んで身を挺して何かに使える
ということは、
主体的な行動のうちでも、最も主体的なもの
です。
また、
人がどんなに主体性をもっていても、こうした(信号機のような)制約はあり、
避けることはできないわけで、この世界では
めいめいが、置かれた立場で、制約の目をくぐるようにして、
できる限り主体的に生きていく
以外なく、そうした試行錯誤の中で、私達は磨かれてゆきます。
また、そうして道を求め進み続けるよう
言われているのかもしれません。
この夢を見たら、
あなたの周りにいる、人との関わりあいが上手な人がどう対応しているか
も参考にしてみましょう。
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