夢の意味

 

川や山、水や樹などの自然は、私達の人生によく譬えられます。

すべての「自然」は、

あるがままの私達を象徴しています。

石もその一つで、

その大きさや形態によって、表現している意味は異なるものの、

「単純」で「不変なもの」とか、

永遠に通じるような体験

を象徴します。

普遍性。共通性。

 

また、石は

様々な力をもっています。

何かの価値を測るときにも使われていました。

あなたが感じた手ごたえ

が、解釈のポイントになります。例えば、

「石の扉」というと、重々しくて、ちょっとやそっとのことでは開かない

気がするものです。

 

自分が知覚してこそ意味を持ち、

あなただけが、その存在を知覚できる主体です。

その内部に潜んでいる個別性・特殊性が、

自分にどのような影響を及ぼすのか、どのような関係をもつか、

考えてみましょう。

 

石は武器として用いられることもあります。

石を投げられるのは、

誰かから非難・中傷をうけるのではないか、という不安がある

可能性もありますが、後日執筆する「石を投げる/投げられる」も参照してください。

投げる側も、投げられる側も

非難されてしかるべき存在だ

という価値をつけていて、

自分で自分を罰している可能性もあります。

石の重さが、罪悪感の程度を表しています。

見方を変えない限り、変わらないこと。

 

例えば、

誰かが石像に変るなどの夢は、

石と化して生命を失うのではないか、

という恐怖を表しているのかもしれません。

 

あなたが

大きな変化を起こそうとするとき、

反逆の主張

として、石が登場することもあるでしょう。

 

石は硬く、雨水にさらされ、投げられ、蹴られ、時には利用され、重宝され、

歴史を刻みつけながら成長してゆきます。

経験から出発しなさい、

と伝えているのかもしれません。

磨かれた石には、

独自の光を放つ

という意味があります。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました