瀕死の重傷を負う

瀕死の重傷を負っている男性
夢の意味状況

もうダメだ、殺される・・

誰かに襲われ、恐怖の中に追い込まれる

夢をみることがあります。

行き場を失い、無残にもあなたは

瀕死の重傷を負わされてしまうのです。

この夢が描いているのは、

心で受ける衝撃の強さ

です。

それは、身体を傷付けられる痛みを超えていることを、あなたに伝えています。

 

私達は、

予期せぬ事態に遭うと

うろたえ、驚きます。もしもそれが

誰かに裏切られたことによるものだとしたら、

悲しみの感情

がよぎります。

それは

身体の痛みより、強烈

な心の痛みを引き起こす出来事であった、

ということ。夢が描いていたのは、

現実に体験した強い衝撃や心の痛み、

どうやって助けを得たらよいのかわからない、

どうすることもできない、という

絶望感や喪失感

です。そして、あなたが

自力で立ち上がることが困難になっている

ということ。

 

現実の体験が浅く、不安や緊張からすぐには「対処できない」、若い人に多い悪夢です。

経験と研ぎ澄まされた理性とが備わり、落ち着いて事態を対処できるようになると、

こうした夢を見ることは減ってゆきます。

とりあえず、今は心の守りを固め、立ち直るチャンスをつくるようにしましょう。

その応急処置がうまくいったらさらに足場を固め、確実な立ち位置を見つけて人生の変動の嵐を乗り切っていきましょう。

 

肉体の生が続く限り、私達は

「危険」や危機・ストレスなど、自身の「安全」を脅かすものから、

完全に逃げ切ることはできません。

私もあなたも、自身の能力を超えるものによって、いつだって破壊される可能性があり、

そのような途上で

闘争したり逃走したり、再生したりを繰り返し、自己調整能力を高めてゆきます。

そうやって私達は、この世界に滞在する間に様々な

価値ある能力を獲得していきます。

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