原因を探ってみる必要がある
長い時間の中で
深く傷ついてきた部分や、失った力を
ある種の知的な手段によって蘇らせようとしていること。
それはもう壊れてしまった、と諦めていたり、
失ったことを認めようとしていたものに、
まだ生命力があると感じ取ったこと。
問題を修復しようとしていること。
いまのあなたの世界には、
機能してはいるものの、注意を払わなくてはならない状況があること。
夢の中でちゃんと修理できたなら、
現実の運命や関係も修復できるでしょう。
まず、修理するためには、
「どこを修理すれば、直るのか」突き止めなくてはなりません。
原因がわからなかった問題の、その原因がわからなくては、修理のしようがない
わけで、そのポイントがハッキリしたら、
簡単な調整を行うだけで、スムーズに進んでいく可能性があります。
ずっと考えていたこと、悩んでいたことを解決するために何をしたらいいのか
具体的な入り口がわかれば、
問題の何割かは解決に向かうことでしょう。
問題への取り組み方は様々です。
あなたが考えているよりも、ずっと簡単なことで修復・改善できたのに、
その時にはそう思えなくて必要以上に深刻にとらえ、
かえって問題を増やしたりややこしくして
自分では直せない問題を生みだしてしまうこともあります。
何かを完全に壊してしまうことすらあるかもしれません。
簡単には直らない場合も、
勝手に勘違いしていただけだったり、人の手を借りたらすぐに終わる
こともあります。
だから
一呼吸置き、角度を変えてみたりして、
「思い込み」に気付くことも大切です。
えてして問題を大きくしてしまう原因は、
解決だけを焦り先走ったり、人に話したところで理解を得られないという気持ちから、
一人でのめり込んでいくことかもしれません。
時には、表から裏まで知り尽くしている、と思っている状況を
あえて見直すことで、素晴らしい発見をすることもあります。
その仕組みを知るために分解して、
もとに戻せなくなってしまうことがあります。
人間関係でも同じことが言えます。
深く追究しないほうがいいからくりもある
ということ。
その実体を暴こうとすると、せっかくの関係をかえって
台無しにしてしまうことがあります。
あなたが最近気にしているあの問題についても、
解体するのではなく、軽く触れるくらいにとどめておくほうが効果的
かもしれません。ここはひとつ、
優しさを発揮しましょう。元には戻らないとしても、
もとの調子は取り戻せるかもしれません。或いは、そのための素敵な方法が見つかるかもしれません。
壊す 参照
コメント