踏切
ひとまず、
独自のスタイルで走り勝ちな自分を脇に寄せ、相手が通り過ぎる
(権利を遂行できる)のを
待ちましょう。
自分も
愛しあい、助け合う人達の一員で、他者への関心も必要である
ということを、思い出す必要があるのかもしれません。
この場合の「他者への関心」には、尊重する姿勢が求められます。
他者の権利を大事にすること。
踏切は、電車と人・車の衝突を防ぐためにあり、
私達は規則を守り、ここに立ち止まります。
「生の法則」に従うように、
ということ。
そうすれば、無用な衝突は避けることができます。
動物には「縄張り領域」があり、その境界を自然な方法で警告します。
人間にも独自の領域があり、それを超えた先には家庭、地域、もっと広い組織へと、段階的な区分けをし、私達は
承認なしに、それを超えてはならない
と察知します。何より
私達人間は、礼儀作法を重んじることで、うまくやっているのです。
よそよそしさの中に、自分を守りながらも他者と交流していこう、
尺度の合わない人達や世界とも交渉し、譲歩しあおう、と
自分をきちんと制御することで、
自分も尊重してもらえる
ようになります。
ただ、
人は、願望や理想に向かって進んでいくので、
時々そのことだけに意識を奪われてしまうことがあります。
個人的な願望を優先しようと思っていないか、
今一度確認して進みましょう。
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