知らせているのは、未来を変える力がある、ということ。
例えば、災害の夢を見て、その中に
家族とのやりとりが描かれていたりすると、
ーどうして、あんな夢を見たのだろう、
ーもしかしたら、現実にそれが起きるという警告だったのかもしれない、
といった心配が残り続けるかもしれません。
それが夢の役割だった、
ということもあります。
やがて時が経ち、日常生活の中に埋もれてしまったとしても、
夢の中で、あの時咄嗟にとった行動が自分を助けた、
或いは
咄嗟にそれができなかったばかりに、助けられなかった、という記憶は
残されていて、
見覚えのある感覚を引き金に、
被害を避けることができる
わけです。
事件や事故に遭遇したとき、
咄嗟の判断が生死をわけることがあります。
夢は、たいてい事をおおげさに描くので、現実には同じことは起きないかもしれない、
記憶にも残るようなことはないかもしれない、でも
私達の日常は、そうした知らせや直感に支えられながらある
といえないでしょうか。
例えば、
どうしてか、そうした方がいいような気がする、
という、理論では説明できない感覚が残ることは、誰にでもあるでしょう。
予知夢は、単に「これからあることを知らせる夢」なのではなく、
あなたの中に、
結果を逆転できる力がある、
と教えようとしているのかもしれません。それは
決定済みなのではないよ、絶対に逃れられないものではないよ、
という呼びかけであったりします。
予知夢は、
事故や災害に関してだけではありません。より幸せな道に
ガイドしてくれることもあります。
夢で見た光景が素晴らしくて、記憶に焼き付いているのだとしたら、
そして、
選択次第で、考え方次第でその可能性もあるのだとしたら、
あなたには、
このような未来もあるよ、
と教えてくれていたのでしょう。
記憶に残っていたとしても、
何も起こらないかもしれません。
それは、私達がただ、別の道を選ぶために
夢の通りにならなかった
というだけであったりします。
未来を予告する夢 参照
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