自分自身を思い出させる
なぜそこまで強い反応を示してしまうのか、
それは
あなたの中の暗部
だから。
その人が、あなた自身の嫌な部分を体現しているから
気に障るのです。
見たくないし、知りたくもないはずなのに気にしなくてはならない。
現実の嫌いな人に対しても同じ。
出来れば会いたくない、関わりたくないと思っているけれど、無視することはできない、
つい視線を向けてしまう相手。
嫌いな人が夢に現われたのは、自身の欠点を客観的にみつめる必要があると感じているから、
或いは、
あなたが嫌いな人の「嫌な側面」を自分の中に見つけ、自分の暗部と向き合える段階にいる
ことを意味します。
夢で嫌いな人と仲良くしていたなら、
これまであなたが悪いものとして退けてきた何かの中に、良い何かを発見した
可能性があるでしょう。或いは、
自身の欠点を改めたいと思っていたり、
ひょっとしたら自分にも改めるべきことがあるかもしれない、
もっと素直に向き合おう
と思い始めているのでしょう。
私達は、現実の中でも
自分自身を思い出させる人々に出会うことがあります。
その人が私たちの長所と短所のどちらを反映しているか
によって、
一瞬で深く分かり合えているような感覚におちいることもあれば、
ものすごく嫌いだと感じることもあります。
相手に対する「拒絶」は、臆病さの裏返し
であったりもします。
「未知」なこと、よく知らない人はあなたを不安にさせ、苦手だと感じさせます。
また、あなたは
自分自身を過小評価していて、
あらゆることについて、自分よりもその人物のほうがはるかにうまくやっている
と思い込んでいるのかもしれません。
あなたが自分をいたわり、尊重するようにすれば、
それと同じ態度が周りの人々にも広がっていきます。
そうなれば(あなたの中の)皆が恩恵を受けるでしょう。
私たちは自分を好いてくれている人々を好きになるけれど、
自分をけなしたり批判したりする人々に対して愛想よくすることは、
なかなかできないものです。
でも、大事にすることはできます。
欠点も同じ、それは、
あなたの、最もユニークな部分でもあるのです。
向き合うことができたら明るみに出し、資質として生かせる場合もあります。
だから封印したり、自身を過小評価しないことが大切です。
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