公園は、
・癒され寛ぐため、
・人と集うため
たいてい、この二つの目的で使われます。
肯定的な夢なら、
そのどちらか、或いは両方の条件に恵まれているのでしょう。
あなたにとって、公園はどちらの概念が強いでしょう。
例えば、公園が
憩いの場として描かれていたとき、
夢の公園でリラックスできていたかどうか、
自分の拠り所とする信念や心情に照らして 考えてみましょう。
現実の公園は、地域の縮図とも言えます。
例えば
整備された美しい公園、ゴミが散乱していて暗い公園、
子供やお年寄り、体の不自由な人にも配慮の行き届いた公園等のように、
公園には、その地域の経済情勢なり、コミュニティー情勢が反映されています。
大きな公園であるほど、「公共」の場としての性質が強くなります。
お祭り・集会などが行われるなら、地域社会そのものを示すこともあります。
イベントが行われていたり、それを楽しんでいたなら、
あなたがいつも社会に目を向けていて、
沢山の人と関わる立場であることを告げています。
あなたは、多様な人達が行き交う空間の中で、刺激を受けて生きているのでしょう。
小さな公園は、選ばれた人々のテリトリーです。
音楽・写真・絵画・スポーツ・・、趣味を同じくする人々が集う場所・職場などを表わします。
多様な価値観に触れ、アイデアを出し合うプロセスの中にいるのかもしれません。
誰もいない公園は、社会への関心を失っていることの表れです。
夢の公園は、
雑多で無秩序な人間社会に対して、今の自分がどう在るのかを表しています。
楽園と見るか、厭世的な気持ちを抱くかは、
あなたが社会の中で共生関係を築けているか、否かに通じているでしょう。
ホームレスになって歩いている
夢を見る人もいます。
人に対する不信感が募っていたり、
自分が生きるだけで精一杯になっている
可能性があるでしょう。
このような夢は、あなたに
「共生」を探求していくよう促している
ので、「外に出て、社会に目を向けて」ゆきましょう。
そう言われても、何をしたらよいかわからないかもしれません。
最初から、難しいことに挑戦しようと思わないで、
時間をかけ、
心を外に向かって開く姿勢
をつくっていきましょう。
まず、窓を開け、外の風を取り入れる
ところから始めたっていいのです。
あなたの心が広がって理解がうまれ、新しいものを受け容れられるようになり、
具体的活動を取り入れられるようになったら、
「その先にあるもの」に繋がってゆきましょう。
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